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    むてっぽう    

富山から池袋に進出してきたお店。
富山の御当地ラーメンといえば「富山ブラック」と呼ばれるほど、色が黒く脂の多い濃い味のものを思い浮かべます。しかし、それも実は最近作りあげられたイメージらしく、全部が全部そのようなラーメンではないそうです。

ここはどんな味なのでしょうか?
東京、しかも激戦地中の激戦地である池袋をわざわざ選んで進出してきたお店に、はたして成算はありやなしや?←そりゃ、成算があるから進出してきたんでしょ>自分
でも、富山の本店が開店したのが2003年11月らしい。となると、開店2年程度で早くも激戦地への出陣なのですから、ひょっとして『店名』な性格かも(^^ゞ

2005年12月開店
豊島区西池袋1-13-8
1100-2400
無休
池袋駅南口を出て右に進み、最初の角を左に入るとすぐ左。


    醤油ねぎらーめん
 @800

 麺は、黄白色のややちぢれ多加水太麺で、プルプルした食感
 量は少なめ
 スープは、薄めの茶色やや濁の魚系しょうゆ味
 店内の説明書きによると、「とうふ、豆、油揚げからダシを取った」とあるが、どのようにしてそれらからダシをとるのかは判然としないものの、言われてみればなるほどそれらしき香りはする
 これを「あげだし醤油」と称しているが、別に揚げだしに醤油をかけたというわけではない(^^)
 味についてはけっこう濃厚なダシの味わいなのだが、これは手で叩いたような豚ひき肉、節粉、魚肉などからでたものにちがいなく、化調も感じられる
 その味わいが全体を規定しているものの、豆の香りなど少ないながらそれなりの特徴をかもし出しているといえる
 表面には、相当量の背脂が浮いている
 かなり塩味が濃いのは「富山ブラック」の流れを汲んでいるのかもしれない
 トッピングは、柔らかなバラロールチャーシュー1枚、大ぶりのメンマ
 追加トッピングのネギは、長ネギの青から白に変わる部分を中心とした白髪ネギ、じゃなく青髪ネギで、120円分としては十分な量
 丼はすり鉢
   
 (060414)


派手な看板が掛かった入口を入ると、店内はわりと殺風景なインテリアとなっています。壁に掲げられた手書き風の解説が、アクセントとなっています。

I字型カウンター9席、2席テーブル2卓。
スタッフは2人。

さて、独自の「あげだし醤油」の味が、激戦地で生き残っていけるのか???
新しい富山御当地ラーメンの先行きに期待しています。