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    天下御麺 ありがたや    

2003年に開店し、2004年には閉店した旧「天下御麺 ありがたや」。
そのお店は、三軒茶屋の和食の店「阿川」のランチメニューの塩ラーメンが人気になり、独立したラーメン店としてスタートしたのです。なかなかハイレベルのラーメンで、一時は大変な盛況でした。
しかし、人の気持ちは移ろいやすしで、結果として1年で閉店。たぶん、立地に負けてしまったわけでしょうねえ。

さて、今回のお店は店名からいって当然その再来か、と思いますよね。
立地も、以前より格段と良さげですし・・・
実際、はたしてどうなのか???

2006年6月開店
世田谷区太子堂4-25-6
1100-1500、1730-2100(スープ切れ終了)
火休
三軒茶屋駅から世田谷通りに出て、キャロットタワーの手前を右に入ります。そのまままっすぐ進み、西友を右に見ながら、その次の街区まで行きますと、右側にあります。わりと小さなお店ですので、見逃さないように。


    正油らーめん
 @650円
 麺は、黄白色の少加水中太ややちぢれ丸麺で、少しボソボソ感はあるが、小麦の香りもするなかなかのレベル
 量は120g程度
 スープは、薄茶色透明のトリガラしょうゆ味で、さっぱりした味わいだが、かなりの脂が浮いており、独特の香りもある
 ちょっと「麺達」のスープのようでもある←悪い意味ではないので、ツッコミはダメです
 トッピングは、小さめながら脂が多く硬めのため食べ応えのあるバラチャーシュー2枚は、半熟味玉1/2、のり1枚、メンマ、カイワレ少々
   
 (060810)


入口は狭いものの、店内にはいると意外と余裕のある空間となっています。白壁に、黒い背の高いカウンター、直線貴重と、メリハリのある内装です。
客席はL字型10席。
スタッフは、ちょっと無愛想な店長とバイト君の2名。

さて、このお店は、旧「天下御麺 ありがたや」の遺伝子を受け継いでいるのでしょうか。
答としては、否というべきでしょう。素材、部品とも以前ほど手の込んだものになっていないのです。
しかし、だからといってレベルが低いというわけではありません。きちんとしたものであることには違いはありません。
しかも、独自ドメインのHPを持つなど、やる気も十分です。

今後、立地を活かして、一層の発展を期待したいものです。