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    九州らぁめん どべっこす    

池袋の、東口というかイーストエンドにある個性的な九州ラーメンのお店です。

なんが個性的かていうとですね、なんちゅうても店名たい。
「どべっこす」て言葉は、熊本弁じゃ「びりっけつ」ちゅうこつばい。
九州一番」ちゅうごたる店名さえあっとに、なんば好きこのんでから、こぎゃん名前ば付けとっとやろか?
「池袋では後発だけんどべっこすから始むったい。ばってん、しこたまがまだして、とっぺんば目指すけんね」ちゅうことらしか。こーら、店主もとつけむにゃー肥後もっこすたいね〜。
(大体は意味がわかりますよね、たぶん(^^)

池袋駅東口から、グリーン大通り左側歩道を直進し、サンシャイン60通り先3つめで首都高の一つ手前の角を左折。その先の最初の角にあります。
イーストエンドというより、最寄り駅は東池袋というべきかもしれません。

2002年8月開店
豊島区東池袋1−24−10
1130-2600
無休


    どべっこすらぁめん(ちぢれ)
 @650
 麺は、かなり白めの細直麺で、伸びも良い柔らかめの透明感ある仕上がり
 ややちぢれがあるところも博多風、熊本風と異なる
 量は少なめ
 スープは、かなりの濃度だが臭みのないとんこつ白湯ややしょうゆ味で、ザラッとした舌触りや脂が強いところは久留米風か
 あまり温度を上げられないのはとんこつ白湯の宿命ではあるが、それにしてもややぬるさが目立つところがおしい
 表面に、マーユ風調味油、揚げニンニクチップが多量に浮いている
 トッピングは、長方形で柔らかいバラチャーシュー1枚、のり1枚、きくらげ少々、青ネギは大ぶりのみじんで、盛りつけはちょっと乱暴
 丼が黒いのは、最近の熊本風といえるか
   


店内外は、カンナ掛けされていないムクの縁甲板直張りの壁、天井はよしず張りとなかなかの壮観です。カウンター、テーブルは白い寄せ木、床もフローリング、イスはもちろん木製と、木だらけの造りで、かえって落ち着かないかも・・・

1階は4席のカウンターのみ、2階は2席のテーブル2、カウンター8席で、どちらかといえば学生さん向けとも受け止められる狭さです。
ネットでも、若い人からの支持が中心のようです。

全体として熊本ラーメンであると明確には位置づけにくいものがあります(別に熊本ラーメンを標榜してはないか)が、熊本出身の店主の創意工夫は感じ取ることが出来ます。
意外と(^^ゞ人気も高く、この立地にしてはスープ切れなどもあるようです。

ほんなら、がまだしてはいよ〜。