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    代々木上原 五行 (ごぎょう)    

「日月火水木金土」とくれば曜日を表す七曜ですが、もともとは太陽系の天体を各日に当てはめたものです。なぜこれが「水金地火木土」(地球を含む惑星)の順でないのか?というギモンは残りますがね。
それはさておき、この(地球を除く)惑星に「水金火木土」という物質名を当てはめたのは中国です。
この5つの物質が全ての物質の元素であり、さらに物質のみならず季節や方角などあらゆる自然的事象に当てはめられ、そして相互に様々な関係性を有している、という考え方を「五行思想」といいますたい(と突然博多ことばになる(^^ゞ)

つまり「五行」とは、いろいろなものごとの「源」をなすものということになるたいね。
そぎゃん「源」の理念は「力の源(もと)カンパニー」として社名にしっかり表現されとったいね。

ま、(と東京語に戻りつつ)そうした考えで始められた博多「中国麺酒家 五行」。
その東京展開第一弾は「西麻布 五行」。そして第三弾がこの「代々木上原 五行」です。

2008年6月開店
1130-1600、1700-2400(木金土は-2700) 無休
渋谷区西原3-2-4 フロンティア代々木上原B1F
代々木上原駅の高架下商店街を抜け北口を左に出て右にゆくとすぐ。地階にあるので見落とさないように。


    とんこつ麺+キャベツ
@900+100
 麺は、濃いめの黄白色の極太平打ちちぢれ麺で、なかなか味わい深もの
 スープは、白めのとんこつ白湯ちょっとしょうゆ味で、さっぱりとした味わいというかやや物足りない感じでもある
 表面に少々マー油(「五行」では「焦がし」と称する)
 トッピングは、薄いが大ぶりのバラチャーシュー1枚、硬めの半熟味玉1/2、湯通しキャベツ少々
 追加のキャベツは湯通ししたものが別皿で供される
 全体に、上品さがウリといえよう
   
(料金・メニューは取材時のものです 090703)


店内はかなり広く、4席テーブル4卓、2席テーブル3卓、I字型カウンター計10席。
取材時は、開店シフトでしょうがキッチン5人、ホール6人と大変な配置。

ラーメンダイニングがコンセプトのお店ですので、つまみなども多数用意されています。ラーメンも上品。
しかし、この立地で、この価格、この上品さは果たしてうまくいくのか?と思いつつも、筆者としては通勤ルート上にあり、便利なわけですのでぜひ生き残って欲しいものですねえ。