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    西麻布 五行 (ごぎょう)    

南のご当地ラーメンの代表と言えば、熊本ラーメン。
あ、すんまっしぇん、つい<(_ _)>

代表は博多ラーメンですたい。

で、博多ラーメンと言えば、「博多一風堂」。あの河原氏が立ち上げた、博多では新参者(といってももう20年)ながら、国内最強の博多ラーメンのメジャーになったチェーン店です。
明大前店もご参考に)
その河原氏というか(株)力の源が新たな業態で仕掛けた居酒屋風ラーメン店が「五行」です。
居酒屋じゃなか、中華麺酒家ていうと。英語じゃ、ラーメンダイニングっちゅうたい。ふ〜ん。

お店は、六本木通りと青山霊園の間の谷にあります。なかなか判りづらい場所ですが、谷底に星条旗通りという道路があり、この通りに面して、隠れ家的なバーやレストランが多く存在します。
星条旗通りの名前の由来は、青山公園下にある米軍の準機関誌「星条旗新聞」が面していることから。

それはともかく、
最も近い駅は乃木坂で、表参道寄り5番出口から、麻布方面に向かって信号を渡り、青山霊園と青山公園の間の通りを南へ。霊園を出たところで左に回り込む星条旗通りへと左折。30mほど先のマンション下にあるデッキウォークのところがこのお店です。たいてい行列が出来ているので、すぐ判ります。

の早稲田通り北側歩道を西へ、行列ができている「ラーメン二郎 高田馬場店」のちょっと先にある別の行列を目指していくと、そこです。

2003年6月開店
港区西麻布1−4−36
1130-1430、1700-2600
無休


    焦がし醤油+大盛+メンマ
 @730+0+100
 博多ラーメンと言えば、とんこつ白湯と相場は決まっているが、透明なとんこつしょうゆ系があらたな潮流として生まれた、というわけで醤油を選択(ま、他には味噌しかないのだが(^^ゞ)
 麺は、スープのせいでそばのような色をしているが、本来はたぶん黄白色の低加水扁平中細直麺で、柔らかいが伸びはないキチッとしたもの
 自家製麺
 スープは、一見真っ黒だが、よく見ると焦げたような黒い細粒が浮いている濃茶色やや濁のとんこつしょうゆ味で、表面に2〜3mmの脂の層があり熱々
 この黒い細粒は、醤油とにんにくを鍋で香り高く焦がしたもので、全体として苦みと甘みのバランスがいい感じとなっている
 さらっとしているようでいて、焦がしにんにくの味とスープの味が後まで残る
 トッピングは、薄めだが歯応えのあるバラロールチャーシュー1枚、半熟味玉1/2、水菜少々
 別皿で供される追加トッピングのメンマは量も多く、柔らかでほのかな甘みを感じさせ、どちらかというとつまみで食べたい感じ
 丼は、やや変形のものだが、深みがあってかなりの量のスープが入る
 箸は、再使用の木箸
                 (050201)
   


デッキウォークや木を多用した店内は、とてもラーメン店には見えません。それもそのはず、以前はイタリア料理店だったそうです。
店内は、独立カウンター6席、大テーブル2卓20席で、いずれも凝った木製で、天板上に大きな石のオブジェが載っているというもの。
天井は黒のクロス張り。
ま、ラーメンダイニングってのはこういう内装が必要なんでしょうねぇ。

残念ながら、居酒屋←じゃないって、ダイニング!のメニューの方は、食べてきませんでしたが、このお店には開店してからすぐ行こうとしたのですが、お店のホームページを見ると、サバ缶(^^)などなかなかそそるものがあります。
次回は、ぜひこれでイッパイ飲ってからつけ麺に挑戦したいものです。

それにしても、南の御当地ラーメンは、このお店といい、「博多うま馬」といい、居酒屋系に発展していくのがトレンドなんでしょうかねぇ。