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    CAFE MIRAC (三楽)    

イマドキのラーメン店は、売り方がきわめて上手です。
特に、商品の顔づくりが良くできているお店が多いといえます。
つまり、丼の中のいわゆる盛りつけ方が、ビジュアル系になっているわけですね。

このお店はその代表例というべきでしょうが、このお店は渋谷も真ん中のど真ん中に位置するわけですから、ビジュアルも不可欠な要素ではあります。

でも、場所はちょっと隠れ家的な路地裏にあります。
渋谷センター街を西へ直進し、突き当たりを右へ。次の角の渋谷BEAMを右に見て、左側にある路地へ曲がると、突き当たり角です。

2003年11月開店
渋谷区宇田川町35−1

1100-2300
無休


    味玉そば(塩)
 @830
 麺は、かすかに茶色の斑点がある黄白色の低加水中太ちぢれ麺で、ややボソボソ感のあるもの
 写真では多めに見えるが、実際は丼が小さく、量は少ない
 スープはやや濁ながら透明感があり、一瞬トリガラ系かと間違えるほどさっぱりしたとんこつ魚系塩味で、塩味が強い
 ダシは、げんこつをローストしてからとったもの
 トッピングは、固めの肩ロースチャーシュー1枚、中身が濃いオレンジ色の半熟味玉まるごと1個、小松菜少々、薄い色の細切りメンマ、ネギの上に薄切りの唐辛子少々
 全体に、かなり上品な担仔麺風だが、丼も含めビジュアルで勝負か
                (050127)
   


お店は、近代的な金属質の外観で、壁は2方向ともステンレスサッシのガラス張り。換気設計ミスなのか妙に重たい扉を開けて、店内にはいると、かなり高い天井の下、地上レベルと半地階の客席が一望に見渡せるという、開放感のある造りになっています。
つまり、お店もビジュアル系というわけで、ホームページでもその雰囲気が色濃く感じられます。まさにカフェという感じです。
カウンター6席、テーブルは2人席中心に26席。

店長は、フレンチのシェフだったそうですが、「麺屋空海 支那そば」と技術提携し(かっこよく言えばコラボレーションですか)、げんこつロースト手法を導入し、さらに発展させたといいます。

それはともかく、いかに渋谷といえども、また、ビジュアル系の雰囲気がウリとしても、この量でこのお値段というのはいかがなものでありましょうか。
もうチョットでいいから量を増やしてホシーナ(TT)