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    博多 うま馬(うまうま)    

東京駅八重洲北口に広がる「みんなおいしいレストラン&ショップ」(←長いっていうか変なネーミングだが、ごく下世話に言えば駅の飲食街てとこ)。
地階から2階までありますが、地階は「黒塀横丁」、2階は「ほろ酔い通り」、そして1階にあるのが「キッチンストリート」(←これは、「だいどこ通り」と言っちゃいけないんだろうかねぇ(^^)。

それはともかく、その中で唯一のラーメン店がこのお店です。

八重洲北口改札おを出ると、左側に「さくらや」ありますが、その左手、北自由通路入口に向かって右側付近にある「キッチンストリート」入口からずっと奥に進み、突き当たりを左にすぐ。

2004年10月開店
千代田区丸の内1−9−1東京駅八重洲キッチンストリート
1100〜2300
無休


    うま馬らーめん
 @690

 麺は、白色であるが、博多の中ではめずらしいやや太め(といっても細麺だが)の平打ち直麺をやや柔らかめの仕上がりにしたもので、スープの絡みはよい
 量は少ない
 スープは、半濁のとんこつ白湯ややしょうゆ味で、色は濃く感じるが意外とさっぱりしたというか薄めの味わい
 トッピングは、デフォルトでもバラロールチャーシューとモモチャーシューが各1枚、小さな肩ロースチャーシュー3枚、半熟味玉1/2×すりゴマではないゴマ、青ネギ多量
   


商業施設の共用通路部分のデザインは、テナントの個性を際だたせつつ施設全体のイメージを形成する極めて大事な要素となります。しかも、通常いわゆる甲工事となるため、デザイナーが大変気を使うことになるのです。
「キッチンストリート」は当然のことながら商業施設でありますが、その共用通路部分のデザインは、ちょっと普通とは違うなかなかの見物となっています。が、文章で説明するのはなかなか難しい。
ヒトコトでいうと、各テナントの入口付近はどこも同じようなステンレス張りが目につき、いかにもキッチンというイメージ、というか、ひょっとしてテナントの入れ替わりが激しくても甲工事部分にはあまり影響が出ないようにするため?でも、壁には調理器具の絵が描いてあったり。
ま、行かれたときはじっくり観察いただきたい。

「うま馬」は、もともと博多で店舗展開をしているお店で、もともとは一般的な博多ラーメンとはちょっと異なるこのようなラーメンで、博多っ子純情(あ、純情はついついつけてしまいましたが、余計です(^^ゞ)の心をとらえていたそうです。今では、ほとんど居酒屋になっているようですけどね。

ということで、このお店も、列車を待ちながら餃子や串焼きなどで飲めるラーメン店という位置づけです。が、どこかの空港かと思うような単価設定ですので、あまり長時間の列車待ちはやめましょう。

店内は、天然木風の凹型カウンターとテーブル5卓で、かなり広い感じがします。
新しい博多ラーメンのジャンルとして、期待されます。ただ、もう少しダシが濃い方がうれしいのですが・・・