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    中華そば専門店 八兵衛 <閉店>
   

大久保駅周辺一帯は、昔ながらの街区割りがそのままの形で残る一角です。その一角の路地は、みな細く、北から南に向けて平行に走っています。
で、大久保駅北口から西正面の路地に入り、ここだけクランク状に曲がった道を進むと、ラーメン通りと化している小滝橋通りに出ます。
小滝橋通りの角を左に曲がると、すぐこの店があります。

実は、昔、このあたりで働いていた作者としては、この一帯をなぜ百人町というのか、ちょっと聞きかじっております。それは、江戸幕府が江戸の守りとして置いた防衛組織「鉄砲百人組」にこの地を与え、組屋敷が作られたことにちなんでいます。
大久保駅東側には、皆中稲荷もあります。これがなんの関係があるかって?
いや、皆中稲荷は「みなあたるいなり」と読むんですよ。

2004年2月閉店し、そのあとに鰹だし醤油らーめん 神楽屋が出店しました。

      肉つけ麺+鳥めし
 @1000+0(8の日は無料)

 麺は、黄色く透明感がある、太め幅広のややちぢれ多加水麺で、かなり固めの仕上がり
 つけダレは、昆布を使っているせいか少し酸化したような匂いと酸味が感じられる、無化調魚系しょうゆ味で、味わいは軽めだが、鶏油が多めなのでこってり感はある
 トッピングは、静岡産雅(みやび)ポークの厚いバラ肉チャーシュー3枚、きざみのり
 チャーシューは、しっかりとした歯ごたえがあり、味わい深いものであるが、デフォルトのつけダレ入りチャーシューがすでにかなり多いので、あわせると結構な量となる
 鳥めしは、タダなので文句は言わぬが、ダシガラに使ったようなぼそぼその鶏肉の卵とじ丼で、しかも冷えてしまっている
 器は、揃いのもの
   

2003年5月オープンの店内は、今時風の造りですが、なぜか明るすぎる照明で、やや落ち着かない感じとなっています。

多種のメニューなど工夫がありますので、冷めた丼が出てくるというオペレーションの悪さもいずれ解消されるものと、期待しています。