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    づゅる麺 池田    

目黒でラーメンといえば、権之助坂です。
権之助坂は菅沼権之助という江戸時代中期の地元名主の名前に由来するといいます。いや、歴史講座はともかくとして、いまや下りの一方通行の道路ですが、商店街としての賑わいもそれなりにあります。
その権之助坂が、上りの一方通行である放射三号支線1と合流するポイントの先にラーメン店が集積しています。

2006年5月開店
目黒区目黒1-6-12
1130-2600(土は-1700)(スープ切れ終了)
休日祝
目黒駅西口から権之助坂を下った先の合流ポイントにある横断歩道橋で放射三号支線1を北に渡ります。渡って降りたところから北側歩道をさらに下るとすぐ先右側にあります


    チャーシューつけ麺+大盛
 @950円+0円
 麺は、照明のせいかやや青白くにも感じられるがたぶん(^^ゞ浅黒いベージュ色の極太直麺で、少し柔らかさの中にもモグモグと噛みしめるような硬めの仕上がりだが、表面のざらつきやあまり冷えていない点からみると水締めは控えめ
 麺の上に、1/8の串切りをさらに半分にしたレモンがのっている
 量は350g程度
 つけだれは、茶濁のとんこつ魚系しょうゆ味で、ラーメン用とは異なる鍋で仕込まれている
 魚粉が鍋の段階でかなり入っているものの、魚系の味が突出することはない
 酸味、辛味もあまりなく、まったりと丸みのある甘めの味付けで、ダシの味わいが十分に感じられる
 途中、レモンを麺にしぼると、すっきりした味わいに変わる
 スープ割りは、節の香りが立つが味わいが大きく変わることはない
 トッピングは、つけだれの中に、チャーシューつけ麺にしては少なめの棒切りチャーシュー、メンマ少々、湯通しキャベツ少々
   
 (060906)


外に券売機があるのは、お店の幅が狭いからですが、歩道上にアーケードがあるので問題はないでしょう。
店内は、そういうわけで奧に深いけど狭いI字型9席の客席と、狭いキッチンとなっています。しかし、製麺機は地階にあり、2階にも客席があるなどキャパシティは大きいといえます。スタッフは3人。スタッフの着ている黒や紺のTシャツの背中には「づゅるってる!」と、店名を動詞化したキャッチコピーが大書されています。

店主は、タイ料理の経験があるらしく、タイカレーつけ麺とか冷やしトムヤム麺などタイ料理と融合した麺類も供されます。
開店してわずかの間にも新しいメニューを出してくるなど、研究熱心な店主による今後の発展が期待されます。