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     仁鍛(じんたん)    

横浜市内に数ある商店街の中でも、歴史と奥行きや広がりのある商店街は意外と数少ないのです。

六角橋商店街はその数少ないうちの一つとしてつとに有名で、TVロケなどにもよく出てくるのですが、今は他の商店街と同じく衰退に苦しんでいるともいわれています。
この商店街の名称のもととなった地名(旧村名)も「六角橋村」(さらに昔は「六角箸村」といい、つまりは六角形の橋があったのではなく箸の断面が六角形?)ですが、読みとしては商店街は「ろっかくばし」、地名は「ろくかくばし」とされています。
え~い、めんどうな。
そういえば、東大駒場校舎と東北沢駅の間に三角橋という交差点がありますねえ。こちらは、旧三田用水の上に本当に三角形の橋があったのでしょうか。

2008年4月開店
1130-1900(売り切れ終了)、火休
横浜市神奈川区六角橋1-17-29
白楽駅東口を出たら、目の前の六角橋商店街メインストリートを左に曲がり、坂をだらだらと下っていきます。2つめの信号を右に曲がるとファミリー通り商店街に入ります。入るとすぐにアーケードのある仲見世通り商店街と交差しますが更に進み、2つめの角を左へ曲がってすぐ右にあります。


    つけ麺+大盛+半チャーシュー
@800+100+150
 麺は、小麦の味わいが感じられる茶色がかった黄白色の極太直緬で、堅めだがゆで不足ではない
 量は330g程か
 つけだれは、薄茶色強濁のとんこつ魚介しょうゆ味で、魚粉のざらつきは感じられないが、塩味が結構強い、インパクトのあるもの
 トッピングは、拍子木に切られた肩ロースチャーシュー多量、柔らかい焦げ茶色のメンマ4本、長めのみじん切りワケギ
 スープ割り用スープは、和風だしで、ゆず粉を入れる
   
(料金・メニューは取材時のものです 090828)


古びた外観のお店で、店内もそば屋を改装したような妙に懐かしい造りとなっています。
外には、待ち客用のベンチがあります。
客席はL字型カウンター9席、4席テーブル1卓と狭いのですが、スタッフはヒゲの店主にヒゲの店員2人の3ヒゲ体制(^^)
つまり、駅から結構遠い立地ではあるものの、かなりの人気店で常に行列があるということです。行列の過半は神奈川大の学生さんですケドね。

ブログに出ているとおり、店主は「六厘舎」と「次念序」で修行した経歴の持ち主です。それゆえの人気でもあるのでしょう。しかし、C/Pという点では、まあまあというところでしょうかねえ。