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    俺 の 空    

ラーメン店の店名は今や「○○食堂」とか国名とか、とにかく何でもありの時代ですが、この「俺の空」てのもなんだかよくわからぬ店名です。
と、お嘆きのあなたは、漫画世代ではありません。よかったね(^^)

そう、この店名は本宮ひろ志の漫画「俺の空」から付けた本宮ひろ志公認の名前だそうです。
本宮ひろ志を知らない?うーむ、実は作者も知らなかったのでございます。でも、TBSのサラリーマン金太郎は知ってますよね。
あー、それで負けたっけ?と反応された方、パチンコじゃありませんって。
その原作者が本宮ひろ志です。

2001年開店
新宿区高田馬場4−2−31
1100-1800(スープ切れ)
無休
高田馬場駅戸山口から、線路の西の側道を南の暗い方へ1分ほど歩くと右にあります。


      豚そば
 @650円

 麺は、極細直麺を固めに仕上げてている
 スープは、一見焦げ茶色のとんこつしょうゆ系だが、カツオの香りが先に来て、口に含むと野菜の味もする複雑なもの
 トッピングは、ターローのくずれたもの、芽ネギのような極細の青ネギ、タマネギみじん
 全体に量は少なめ
   


外から丸見えの店内は、シンプルな内装ですが、シンプルを通り越してほとんど内装が無いともいえます。
カウンターの上方に天井から下がるスダレが唯一の主張でしょうか。

お客さんは、この立地ですから若い人が多いのは当然ですが、この味で、「豚そば」などという商品名や「俺の空」という店名のわりに、若い女性が多いというのも不思議です。

この取材は、実は2度目でした。1度目は、開店直後に行ったのですが。なぜか閉店の札が。しかも店内にスタッフがいてなにやらやっていたのですが、よく聞くとスープのできが悪かったので開店しないということでした。作者の後にも、閉店の理由を聞いてがっかりしている人がいました。
「スープのできが悪いので今日は閉店します」という懸札は、突然休みをとりたいラーメン店がよくやる手だそうですが、このときはちゃんとスタッフがいたので、そんなことではありますまい。かえって信用が増したような気がします。