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    あぶり焼豚ラーメン ばってんや ×’    

九州大牟田ラーメンきらら(世田谷経堂)」がいつの間にか閉店したと思ったら、その跡に突然開店したのがこのお店。
本町通りは、基本的に人通りが少ないので、ラーメン店も入れ替わりが激しいのですが、さてこのお店は「きらら」と入れ替わりなのか、それとも・・・・・

2006年4月開店
世田谷区宮坂2−19−1
1200-2600
経堂駅南口から左へ出て、ピーコックの脇の本町通りを道なりに進むとすぐ左。
2007年8月閉店しました。
跡には、「つけ麺清勝丸」が開店しています。


    バツゴ
 @700

 麺は、マー油にまみれて定かではないが白めの細直麺で、柔らかめの仕上がり
 熊本というよりどちらかといえば博多風
 量はかなり少なく、110g程度か
 スープは、これもマー油にまみれて定かではないがさっぱり目のとんこつトリガラ白湯塩味で、あっさりというかあまり深みが感じられない
 マー油は、写真でもわかるように、スープ表面をどっぷり覆っており、厚さ5mmほどの脂の層ができ、かつ丼全体が黒く色づけされてしまっている
 ちょっと薬臭い感じがするのは、マー油なのかスープなのか不明だが、なにか工場生産品的な違和感がある
 トッピングは、ちょっと炙りすぎで煙臭いような気もするバラロールチャーシュー5枚、ゆで玉子1/2、のり1枚、キクラゲ少々
 全体の完成度は、まだまだ荒削りのような・・・
 丼は、外側が赤地、内側の縁に雷文が書かれている昔風のもので、なかなかの雰囲気
   
(060402)


お店は、「きらら」から全くの居抜き状態で、内外装はほぼ変わっていませんし、キッチンもそのままのようです。スープやマー油の味の感じからは、「きらら」と同じ素材が使われているようです。
つまり、このお店は「きらら」のセカンドブランド、いや、「九州大牟田柳屋ラーメン」のサードブランドだと思います(開店すぐに行ったため、スタッフに確認することができませんでした)。

で、店内は、ホールスタッフ通路を挟んで、I型カウンター6席、たぶん「きらら」時代のテーブルを通路側に寄せた妙な席が6席、さらに道路側に4席テーブルが2卓。スタッフは、4人。かなり作業に手慣れたスタッフのようです。

メニューは、ラーメンのみで、チャーシューの枚数によって、「バツイチ」、「バツニ」、「バツサン」と、冗談のような名前がついています。お値段は、ベースの「バツイチ」が500円と安く、チャーシューが1枚増えるごとに50円が加算されるという明快なシステム。
最大は10枚入りの「バッテン」950円だそうで(^^)
なお、券売機のメニューにはありませんが、替玉150円です。

 ということで、全体としてはニンニク臭い上にすごくこってりしていて、口直しにライスがほしくなります。もちろん、ライスはありますし、大盛無料です。
しかし、辛子高菜が無料でないのが、「らあめん英」と比べると残念ですねえ。

熊本ラーメンとしての完成度はともかく、熊本好きのσ(^^)としてはぜひ生き残っていって欲しいお店です。