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     手打拉麺 馬賊 (日暮里)    

拉麺というのは中国式の手延ばし麺のことです。どうやるのかというと、ドゥを(^^ゞ両手で延ばし、これを折りたたんでさらに延ばし、1本が2本、2本が4本という風にしていくというもの。延ばす際に、遠心力を利用するため、麺を調理台にたたきつけるようにするので、バン、バンと大きな音がします。

この方法は、素材と腕さえ良ければ極端に細い麺ができます。中国西安地方では、こうした麺を龍髭麺(ロンソーメン)といい、一般に、脂で揚げて砂糖をかけ、デザートとして食べられるそうです。

さて、日暮里駅の真ん前にあるこの店では、そんな上品なものではなく、うどんほどもある太めの麺が有名なのです。

      馬賊つけ麺
 @1100
 
麺は、灰白色がかった、長さ40cm以上はありそうな太めの拉麺でちょっと少なめ
 全体に固いゆであがりで、手延べの特徴でもある太さのほどよいばらつきが独特の食感をもたらしている
 つけだれは、しょうゆベースに担々麺の胡麻ダレを少し加えたもので、やや辛め
 チャーシューの細切れ入り
 トッピングは、ゆでもやし、わかめ、色の濃いメンマ、白髪ねぎ、チャーシュー1枚
   

なお、拉麺のドゥに使う小麦粉は独自の素材、ブレンドだそうです。また、同じドゥを皮に使う餃子も人気で、ほとんどのお客さんはラーメンと餃子をセットで注文します。

このように、特徴もあり、手間もかかっている拉麺ですが、ラーメン、担々麺、つけ麺すべてに同じ麺が使われるという素直さです。
もう少し、太さにバラエティを持たせれば、おもしろいとも思うのですが。