ホーム お店案内 タウンマップ 探検記 編集後記

    博多長浜とんこつラーメン御天(本店)    

ご存じ、東京での博多長浜ラーメンの草分け、環七「なんでんかんでん」の創業メンバーの一人が、1995年に独立して始めたお店です。
いまや、3店を擁する有名店となっています。
ここ井草本店は、下井草駅北側の静かな住宅街を、とことこと4、5分歩いて新青梅通りへ出たら左へ曲がると、とんこつスープの匂いがしてきますので、それに向かって歩けばすぐのところにあります。

ここで、問題です。
「博多長浜ラーメン」と銘打った本当の理由とは、一体なんでしょうか?
もちろん正解者には豪華賞品が・・・
出ませんです(^^ゞ

    チャーシューメン
 @930

 麺は、博多直送の白い極細直麺で、かなり固い仕上がり
 普通でも固いのはもちろん、バリカタ、ハリガネというオプションがあるのは博多ラーメンの原理原則であるが、この店はさらにその上に、なんと「粉おとし」というレベルがある
 スープは、博多風豚骨のみのとんこつ白湯ちょい強めしょうゆ味で、とろみがありこってりしているが、臭みは全くない
 トッピングは、柔らかいもも肉チャーシュー、「なんでんかんでん」譲りのロゴ入りのり1枚
   

店は、入口狭めのL型で、カウンター、テーブル合わせて13席。

壁に、べたべたとメニューが張ってあります。しかも、博多ラーメンのジャンルを遙かに超越して、「タイ式ラーメン」だの「温泉たまごラーメン」だのが並んでいます。
しかも、和洋中九(←焼酎のことです)の酒類、せん菜(緑豆もやし)炒めなどのおつまみも豊富です。なかでも圧巻は、ステーキでしょうか。
う〜む、ラーメン店でステーキねぇ、とお考えのあなた。
博多の長浜屋台なら、天ぷらはあるわ、刺身はあるわで、ステーキだってきっとあるにちがいありません。
あえて「博多長浜ラーメン」と銘打つ理由こそ、それなのです。
つまり、うまい酒をうまい肴で飲った仕上げに、同じ店でラーメンを食べるという幸せを、杉並区民の皆さんに伝えたいというのが、店主の願いなのです。

で、ついにその願いが高じて、井草本店の地下に焼酎ダイニングバー「GOTEN'S BAR」まで開いてしまいました。
杉並区民の皆さんが、ホントうらやましいです。