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     はら匠(はらしょう)    

しばらくラーメン界的にはなーんの変化の見られなかった経堂駅南口方面。
久しぶりに話題の新店が3店相次いで開店しました。しかも、いずれも、資本系ではなく個人経営のお店のようです。
アイバンラーメンPlusの項でも分析?したように、南口に限らず、そして経堂に限らず、いや、全社会的な傾向として、ラーメン冬の時代の様相を呈していたのですが、一挙に3店開店とはがんばる人々が沢山いらっしゃるものなんですねえ。わが国ラーメン界も捨てたものじゃあありません。うれしい限りです。
この調子で、社会全体が活気を復活させ、東日本大震災からの復興につなげていきたいものです。
さて、その3店のうち、この「はら匠」は農大通り商店街の南のはずれに近く、しかも、な、なんとあの「せい家」発祥のお店「せいや経堂店」のすぐそばに開店しました。しかも、隣は「餃子の王将経堂店」ですぞ。


2011年8月開店
世田谷区経堂1-4-10
1100-2300
経堂駅南口を出たら、農大通りをまっすぐ南下。ひたすら歩いて(といっても4分程度ですが)左側角に「吉祥寺丼経堂店」のど派手な看板ガ見せてきたら、その隣にあります。


    ラーメン
@750円
 麺は黄白色の中太直麺で、十分なゆであがりでも割とコシがあり、表面がつるつるしたもの。
 量は少なく、120g程度。
 スープは黄土色強濁のとんこつしょうゆ味で、いわゆる家系に属するものだが、ダシの味は少し弱い。せい家に比べると、しょうゆを中心に味が濃い。しかし、量が少ないため、食べた後で無性に水が飲みたくなるという程ではない。
 トッピングは、モモとバラのチャーシュー各1枚、太目のメンマ3本、水菜少々、大判の海苔3枚。
 全体に量が少ない。この立地で、この値段で、この量だとちょっと厳しい感じがするが。
   
(料金・メニューは取材時のものです 110810)


「吉祥寺どんぶり」と好対照の、黒を基調とした一見シックな外観。

店内は比較的狭く、L字型カウンター8席のみ。
スタッフは4名(開業間もない時点なので今後は減ると思います)。

再度書くことになりますが、家系のお店のすぐそばに家系で出店するということは相当な自信がなければできないでしょう。しかも、相手は低価格をウリとする「せい家」。量と価格ではとてもかなわない、というか、この通りの性格上、量と価格が第1条件であることは、両隣のお店の業態を見ても明らかでしょう。すなわち、その条件を上回る味やサービスなどでの自身があるということでしょう。
が、さて…