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    アイバンラーメンPlus    

経堂はラーメン激戦区だったはずですが、このところその激戦具合もすっかり落ち着き、ラーメン冬の時代の様相を呈しておりました。

それは何故なのか?いくつか理由は考えられますが、
例えば、居住人口の高齢化が進み嗜好が変化した、
リーマンショックによって外食から内食へシフトした、
B級グルメは流行しているが、ラーメンがB級からA-級にランクアップした
もはやラーメンは供給過剰である、
などなど。
しかし、いずれも経堂周辺に限った理由ではありませんね。
でもなぜか経堂周辺ではしばらくラーメン店の新規開店はみられず、昔日の賑わいを懐かしむばかりの時代が続きました。

そして、静かなる時代が続くこと丸2年。
久しぶりに新店が誕生しました。

芦花公園近くの旧甲州街道沿いにある小さなお店「アイバンラーメン」の支店です。
2010年9月開店
1130-2230
水休
世田谷区経堂2−3−8
駅北口から、ドトールコーヒーの脇、「経堂すずらん商店街」のゲートを通って北へ。路地左側に「アイバンラーメン」という大きな看板が見えますがこれは裏口。路地を通り抜けてすずらん通りがわから入ります。


    ラーメン
@780
 麺は、灰色がかった黄白色の太平打ち直麺
 多加水で透明感もあるチュルチュルした食感のもの
 量は100g強で、かなり少ない
 券売機に替玉があるのも頷けるが、この立地ならもう少しないとウケないと思うのだが
 スープは、茶色で少し濁りのある、たぶんトリガラ中心のダシにしょうゆ味だと思うが、ややエスニックな香りと麺の上に載せられたトマト味のトッピングにより全体としてイタリアンに傾いた味わい
 これはこれでアリだが、ラーメンスープというよりコンソメスープのイメージ
 トッピングは、四角いバラチャーシュー厚め1枚、水菜少々
   
(料金・メニューは取材時のものです 1000930)


以前は餃子店だったところですが、大改修され全く違うイメージの店造りがされています。
外観は白い色合いで、店内もモダンな内装。カラフルな背板のイスや、丸い照明器具が高さも配置もランダムにつり下げられているなどポップなイメージです。

客席は、L字型16席。キッチンにはオーブン風でガラスドアの見慣れぬ厨房器具がありラーメン店らしからぬ雰囲気を醸しています。
後で調べたところによると、この厨房器具はスチームコンベクションオーブンのようです。うーむ、何の調理に使っているんでしょうねえ。

スタッフは5人(開店対応だと思いますが)、うちガイジンは店主のアイバンさん含め2人。英語が飛び交うキッチンは、やはりラーメン店ではないような・・・

お店づくりや商品づくり、単価は、経堂にはちょっともったいないようなレベルです。
消えてしまわないように、皆さんで応援してあげてください。