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     麺匠 ヒムロク    

東京はいうまでもなく日本国の首都でございます。と、かしこまって書きましたのは、昔は「帝都」と呼ばれたほど高貴な?都市であったからでございます。
でも、よく考えると、その前は徳川家の本家の所在地であり、そのずっと前は秩父うじの一分家江戸うじの郷地でしかなかつたわけですから、そうかしこまって書くこともないでしょうかねえ。

その西にあるから「西東京市」だという市名の付け方はまさにそのまんま西(^^)、というところですが、「東東京市」や「北東京市」という市名は千葉県や埼玉県としてはさすがに付けないでしょうから、他に決して類を見ない唯一無二ともいえるかも(狛江市あたりが西南東京市とか付けない限り)しれません。

それはともかくとして、西東京市のどちらかといえば南側にある田無駅の北側(えーい、めんどうな)にできたのがこのお店です。

2009年2月開店
1130-1600頃(スープ切れ終了)、水休
西東京市田無町3-9-10
田無駅北口から、駅前のアスタビル東側の武蔵境道路に出て、北に向かいます。最初に信号を渡って更に進むと、右側に行列のあるお店が目的地です。


    つけ麺(中盛)+特製トッピング
@780+300
 麺は、黄白色の極太直麺で、半かな固ゆでではなく十分に茹でられていながら、モッチリとした歯ごたえがあるもの
 量は300gで、普通盛り200gと同料金
 つけだれは、どんぶりに注ぐ素のスープそのものが既に茶色強濁となっているとんこつ白湯魚粉しょうゆ味で、ドロリとしたとろみがあり、表面に一文字に載せられた小さじ山盛りの魚粉もそのままたれに沈み込まないほど
 化調なしでも十分に強いうまみを感じさせる濃厚なダシと魚粉に強い塩味は、流行といえば流行そのものだが、それ系としてもど真ん中をいく剛速球レベル
 スープ割りは、おとなしく魚介節系のスープ
 トッピングは、拍子木にしたバラロールチャーシュー1本、メンマ3~4本、白ネギと青ネギ
 特製トッピングは、あぶったバラロールチャーシュー1枚、少し温めてある半熟味玉1/1、メンマ10本
   
(料金・メニューは取材時のものです 091018)


店内は意外と広く、I字型カウンター8席(7席で運用中)に、待ち客用イス5席、余裕のある厨房。
スタッフは、「BASSOドリルマン」(旧「ゼットン」9出身の店主1人のみです。
黙々と働く店主ですが、これだけお客さんが集中するのですからもう1人くらいスタッフがいたほうがよいと思うのですが。行列の中には近所の家族風グループも多く、子供にとってはすごく長い待ち時間だと思います(筆者も席に着くまで1時間10分待ちました)。
そういえば、田無駅の南側に「麺屋 宝」がありますが、こちらも大行列で有名なお店です。できれば、た無し変じて待った無しということになりませんでしょうか。

さて、「ヒムロク」という変わった店名の由来は、店主が氷室京介のロックの大ファンであったことからきたらしく、店内にも彼の音楽がBGMとして流されているらしいのですが、筆者としてはいずれも「らしい」というだけで精一杯です、すみません。