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     必勝軒    

大勝軒の「本家」といえば、東池袋大勝軒か永福町の大勝軒かということになるわけですが、その双方の流れを汲むお店がココ。
店主は双方のお店で修行し、双方のお店から逆方向にあるここ津田沼で開業しました。そして、ココでのラーメン、もりそばは、双方のものを融合発展させた独自の世界を築いています。というよりラーメンへの思いが嵩じて、様々な味のスープと麺を曜日毎の日替わりや期間限定で提供するなど、一言では片付けられないユニークな取り組みをしています。

2000年9月開店
1100-1500(月は1800-2200) 日休
習志野市津田沼2-5-9
JR津田沼駅南口から、「まろにえ通り」左側歩道を進み、千葉工大をすぎたあたり。お店の前庭にイスが並べられ、通常はそこに学生の行列ができているのですぐわかります。


    もりそば+チャーシュー
@800+250
 麺は、白めの黄白色中太やや縮れ麺で、プツプツした食感で表面はわりとツルツルしている
 量は260g
 大きな丼で供されるつけだれは、濃ベージュ色強濁のとんこつ魚介で、随まで煮出したようなワイルド感もあるとんこつダシと濃い塩味で強い印象となっている(土曜日のスープ)
 このとんこつダシは、店主がストレートで飲んでもうまいよ、と小皿で勧めるほどのもの
 割りスープがとんこつダシであるため、スープ割りしてもかなり濃いめの味が残る
 トッピングは、肩ロースチャーシュー5枚、メンマ少々、のり小1枚
 チャーシューは丼の壁に貼り付く極薄のもので、このお値段ではなあ
 ほとんど千葉工大の学生さんと思われるお客さんたちが、なぜか一人もチャーシュー追加を頼んでいない理由が十二分に納得できた(^^)
   
(料金・メニューは取材時のものです 100925)


店内は、L字型カウンター15席、スタッフは4人。
券売機はなく、ある程度まとめての入れ替え制で、通常は待ち時間のあいだに注文を済ませるタイプ。

店主は、自ら製作しているのかと思うと、早口の話しぶりで学生のお客さんとのトークに盛り上がったりして製作をスタッフに任せる場面もあり、自由闊達です。また、お客さんにスープを勧めたり、次週月曜日の期間限定商品(取材時は支那そば、先着一部替え玉無制限でした)をPRしたり、気さくで明るい雰囲気のお店となっています。

こんなお店が近くにあるといいなあ。