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    らぁめん ほりうち    

新宿の「チャーざる」似たもの対決。

その先攻はこちらですが、後攻としては「らあめん 満来」。
どちらも、もともとこの通りにあった「満来」にルーツのあるお店。
その2店の、いまや看板商品となった(と勝手に思っている)チャーシューざる略称「チャーさる」対決です。どちらが、ルーツの味を受け継いだのか、どちらが安いのか、どちらが本当においしいのか。
注目の結論は???

さて、「満来」は1980年ごろからのラーメンブームが隆盛するもっと以前より、巨大なチャーシューで名をはせたお店。重さ250gを超えるという、まるでワラジのようなチャーシューがのったチャーシューらあめんは、まさに飽食の時代の到来を代表するラーメンでした(オオゲサかな)。

その「満来」がビル建替えのため仮店舗で営業していた当時、店主高齢のため急遽閉店し、ながらく勤められていたスタッフが仮店舗を居抜きで引き継いで開いたのがこちらの「らあめん ほりうち」。

2007年8月開店
1100-2100(土は-2000) 日休
新宿区西新宿1-4-7 高野ビル新宿
新宿駅の西口から小滝橋通りに入り、最初の信号から小田急ハルクの北脇の道に入ります。そのまままっすぐ進むと右側にあります。


    チャーシューざる
@1150
 麺は、かん水が多いわけではなさそうだが黄土色っぽい黄白色の中細平打ちややちぢれ麺で、かなり白っぽい黄白色の細ややちぢれ平打ち麺で、表面のツルツル感はあまりなく、ちょっともっさりした感じであるが、スープののりはよい
 量は300g弱
 つけだれは強い透明感のある薄茶色のトリガラとんこつしょうゆ味で、強くはなくまろやかだが酸味がある一方で、ダシが薄めに感じられるのは化調が少ないためか
 ただ、麺の量に比してダシの弱さや塩味の不足感があり、後半になるといかにも味わいが薄めになってしまうのが残念
 トッピングは、麺の上にもみ海苔少々、つけだれにチャーシューとメンマ
 チャーシューは、4~5枚の肩ロースとモモの煮豚で、やや筋っぽいところは旧「満来」譲りで、一方厚みについては通常の2~3倍はあるものの旧「満来」に比べて薄くなった感は否めない
   
(料金・メニューは取材時のものです 090630)


店内はJ字型カウンター16席。
内装は、ガラス窓が多くモダンな感じですが、それなりに年季も出てきています。
外から内部が見渡せるので、入りやすさがあります。

スタッフは店主を入れて3人。いずれも、黙々と働いており、上下関係の厳しい職人気質が感じられます。

客席数は「らあめん満来」と2店合わせて旧「満来」から大きく増えているわけではありませんし、旧「満来」の行列を考えると、まあ妥当な立地環境でしょう。双方切磋琢磨してがんばってほしいものです。

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