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    いごっそう    

ご当地ラーメンという言葉があります。その多くは、東京などの大都会から遠く離れた地域のラーメンです。

南からいえば、沖縄、鹿児島、宮崎、熊本、久留米、博多、広島、徳島、香川(はうどんでしたか(^^)、高知・・・おっと、高知ラーメンてありましたっけ?

「土佐っ子」?いや、あれは背脂とんこつラーメン。

じゃ、この土佐弁「いごっそう」はどうなのか?
あ、とんこつ背脂ですね。

となると、とんこつ背脂系が高知のご当地ラーメンなのかぁ?
いやあ、そーじゃあないがで。高知のご当地といえば鍋焼きラーメンぜよ。
「いごっそう」は店名は、高知ですが、内実は「二郎(三田)」の直系弟子のお店です。つまりいわゆる二郎系ですね。
なんじゃそりゃ、これを言うための前フリとしては、引っ張りすぎっちゅうの→自分

武蔵関駅北口から、小さな商店街を西へ。道なりに右に曲がり、石神井側を渡ってまっすぐ進んで、新青梅街道に出たら左へ。
50mほど先、左側のマンション1階にあります。

2001年5月開店
練馬区関町4−33−30
1130-1430、1730-2100
月・火休


    塩らーめん(ニンニク少し)
 @650
 麺は、黄白色の低加水ややちぢれ極太麺で、比較的柔らかい仕上がり
 量は多く、さらに上に乗ったゆで野菜のため、食べ終わる頃には麺がスープを吸ってしまい、さらに伸び加減になる
 スープは、とんこつ灰白色濁塩味で、見た目ほどとろみはなく、塩味もそれほど強くない、二郎系にしては上品ともいうべきもの
 表面にかなりの背脂が浮いており、丼も背脂でギトギトだが、それほどのしつこさはない
 スープの量は少なく、麺を食べ終わると同時に、スープもなくなるという同期式ラーメン(^^ゞ
 トッピングは、キャベツ、もやしのゆで野菜多量、ブタ2切れ、半熟味玉1/2
                (050130)
   


煉瓦張りで一見豪華な外観ですが、アルミサッシの入口をガタゴトと開けて入ると、意外にも脂の染みもある庶民的な内装で、安心します。
L型10席のみで、後部もほとんど余裕がなく狭い。
スタッフは、「二郎(三田)」出身の店主と、アルバイト1人。

駅から遠い立地ですが、すぐ近所の石神井高校生でにぎわっています。
二郎系にはあまりない、ライトな味わいや、メニューにないつけめんも頼めば作ってくれるというCS重視の姿勢は、この立地だからこそかもしれません。いごっそうではなく、実に柔軟ですね。
でも、出来る時間をもうチョイ早め、スープももすこしタップリお願いしたいものですねぇ。