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    麺香房 暖々 (だんだん)    

京急線平和島駅は平和島にはなく、平和島には東京モノレール線流通センター駅がある、というのは、鉄道界の七不思議のひとつです(^^ゞ
ま、それほどではありませんが、流通センター駅は、一時、新平和島駅という名前だったらしいですね。これもわかりづらかったのでしょうかねぇ。

それはともかく、平和島駅から、第1京浜側に出て、横断歩道を渡り南行側の歩道を、暴走するトラックの排ガスなどを賞味しながら、5分ほど歩いた先にこのお店があります。
スナックのような、しゃれた行灯型立て看板がありますので、すぐわかります。

2003年3月開店
大田区大森東1-3-12
1100-2400
無休


    ラーメン+豚+大盛 (野菜多め+ニンニク)
 @550+120+100
 麺は、灰色がかった黄白色の低加水ややちぢれ極太麺で、固くてゴワゴワした食感
 量は多めだが、写真でもわかるように野菜の下に隠れているので、見ただけでは判らない
 スープは、薄茶色やや濁のとんこつしょうゆ味で、塩味は薄めで、ショウガがかなり効かせてあるので、さっぱりした味わい
 表面にかなりの背脂が浮いている
 トッピングは、キャベツともやしの煮野菜で、大ザルからふたつかみ半ほど麺の上に盛り上げ、さらにその上にきざみニンニクをぺたぺたと貼り付けてある
 豚は、二郎系にしては薄めのもの7枚
                (050130)
   


しゃれた店名と看板に惹かれてガラスのスイングドアを開け、店内に入ると、そこはしゃれた店名からは想像が出来ないほどの、古びた気の置けない田舎の喫茶店風の内装です。
木製フローリングに、木製でペンキがはげちょろけたJ型カウンター色あせたスツール風のイス。

カウンター中程から奥の方は、カーテンで仕切ってあり客席としては使っていませんし、カウンター後方の昔テーブル席があったとおぼしきあたりも待ち行列用のイス4脚と券売機が置いてあるのみ。
このようにもとは広々としたお店であったようですが、現在の客席は、結局8席のみです。
スタッフは、白いコック服に身を包んだ店主1人のみなので、この席数に制限してあるのでしょう。
多数の客席があっても、席についたあと結局待たされるのならば、こうしてサーブ対象の席を制限するほうがわかりやすいといえるでしょう。

店主は「ラーメン大」(旧「二郎(堀切店)」)出身だそうです。出てくるラーメンは、2代下流ではありますが、まさに二郎系です。

しかし、店名、表の看板、内装、店主の服装、出てくるラーメンと、全てがミスマッチのお店ですねぇ。