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    jiyugaoka いちばんや    

東横線でもっとも有名な駅は田園調布駅ですね。
その駅名は駅周辺の田園調布という住宅地の名前からきているわけです。住宅地としての田園調布は、渋沢栄一翁がイギリスのハワードの提唱した理想都市「田園都市」の理念を東京郊外で実現するべく興した田園都市会社が、調布と呼ばれたこの地で開発した中堅サラリーマン向けの住宅地だったのです。
しかし、現在では、漫才じゃありませんが「田園調布に家が建つ」といえばすっごいお金持ちになるということですねぇ。時代は変わったものです。
そういえば田園調布駅は東横線立体化により、なぜか地下駅になってしまいました。やはりお金持ちの住むまちは扱いが違いますねぇ(これは僻みですか?)。

あ、さらにそういえば小田急線立体化で、なぜか成城学園前だけは地下駅になりましたっけ。これも同じことですか。

ただし地理学的に考えればですね、両方とも国分寺崖線の崖上にある古い住宅地の駅であり、立体化に当たって、崖までの区間を地下化することはしごくもっともな物理的理由があるわけなのですが。と、われわれビンボ人は納得しておきましょう。

えーと、話が1駅というかダイブずれてしまいましたが、この店は店名どおり自由が丘駅にあるのです。
自由が丘は、イメージとしては田園調布に勝るとも劣らぬ地域ですよね。ところが、地名は田園調布と違って住宅地名から来たのではなく、私立学校の「自由ヶ丘学園」からきたものだそうです。

あ、また話がずれないうちにお店に向かいましょうか(^^ゞ
自由が丘駅の中央改札を出て、右方向のガード下をくぐり、すぐ先のスタバの角を曲がって、さらに2つ目の角を曲がると右側地下にあります。もちろん入口は地上です、念のため。

      三年熟成醤油ラーメン
 @800円

 麺は、プツッとした歯応えの細め少加水、無かん水自家製麺で、量は少なめ
 スープはかなり濃いしょうゆ味で、ダシの素材が「まんま鮭節」という無化調魚介系
 やや酸味の感じられる味わいで、色もすこーし赤みがかっている
 トッピングの薬味は三つ葉で、これも有機野菜とか
   

というわけで、さまざまな素材へのこだわりが、独特のラーメンを創りあげていると言えます。
また、内装も、直線と角丸を基本デザインとした不思議な壁面など、こだわった造り。さらに、器も店主自らデザインや色を試行錯誤で作り上げたというこだわりぶり。

これらのこだわりは、お店のHPでも紹介されていますので興味ある方はどうぞ。
これだけこだわれば、お値段の方も、そらま、自然と高くなるわけでしょうがね、ホントはそこらへんに最もこだわって欲しかったような・・・(^^)