ホーム お店案内 タウンマップ 探検記 編集後記

     ラーメン一蘭 六本木大江戸線駅上店
   

独自の店内システムを看板に、東京に進出した博多ラーメンの店です。
大江戸線の六本木駅上店とありますので、駅の真上かと思ったのですが、実際には駅出口から六本木交差点に向かって、50mほど歩いたビルの2階にあります。しかも、ビルのエレベータは使えず、屋外階段をとぼとぼと上っていく必要があります。


独自の店内システムとは、
・ 席はカウンターのみで、隣とは板で、作業スペースとは赤いのれんとスダレでの仕切りられた、60cm四方くらいの空間でラーメンを食する(「味集中カウンター」と称する)
・ 仕切られた席は全体が見通せないので、入口のところに電光表示による空席案内板が設置されている
・ 味の濃さ、こってり度(脂の量)、にんにくの有無や量、ねぎ(白ねぎか青ねぎか)、チャーシューの有無、「秘伝のたれ」の量、麺のかたさが選択でき、これらをカウンター上のラーメン注文用紙に記入してスタッフに渡す(いずれも無料)
・ 替え玉などの追加は、写真のように箸袋が追加注文用紙となっており、これに記入して注文(現金払い可)

というわけで、つまり、ひと言もしゃべらず、隣も気にすることなく自分だけの世界を構築できるというシステムです(@_@)

     

ラーメン(こってり)+白ねぎ+チャーシュー+秘伝のたれ2倍
 @750+0+0+0
 
麺は、博多風細くて白い自家製麺、量は非常に少ない
 スープは、博多風トンコツスープでややにおいがあるが、味はなかなかの水準、ただしだしの濃度は薄くちょっと醤油っぽい
 白ねぎは、シラガねぎではなく、単なる長ねぎのみじん切り
というだけのメニューにはシラガねぎとあるが、実際は写真のとおり
 秘伝のたれは、唐辛子みそ風だが、特別な味つけが感じられるものではない

   
一蘭は、博多で多店舗展開を進めており、この六本木駅上店が都内進出第1号です。

やや自閉症的な店内システムも、いまどきの若い人には結構受けているようで、こんご類似の店が流行るかもしれません。
ただ、回転鍋料理の店のような一抹のさびしさというか、情けなさという感じもしますがね。