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    拉麺 岩男 (いわお)    

駒澤大学周辺は、大学周辺というマーケットの大きさに加え、環七やR246という広域幹線道路=集客基盤も備えているため、かなりのラーメン激戦地となっています。
そして、ラーメン店のほとんどは環七とR246の沿道に立地しているのは、ご存じのとおりです。

このお店は、そのような傾向をあえて避けたのか、幹線道路からかなり奧に入ったほとんど住宅地といっていい場所に立地しています。いわば、イラク・サマーワの自衛隊宿営地、すなわち
激戦地の中だけど非戦闘地域(^^ゞであります。

2006年2月開店
世田谷区駒沢2-20-7
1130-1500、1700-2300
月休
駒沢大学駅から、R246上り線側歩道を西に進み、駒沢公園通りと交差する駒沢交差点を右折。そのまま300mほど先、坂道を下りかけたあたり、右側にあります。


    らーめん+野菜大盛+ニンニク
 @650+0+0

 麺は、うすい小麦色で少し透明感もあるやや扁平の角断面ややちぢれ極太麺で、硬めの中にももっちりとした味わい
 量は200g程度であるが、丼が小さめなうえに、野菜大盛のため、山のように盛り上がっている
 なお、麺も大盛無料
 以上は、一見「二郎」風だが、スープは茶色であまり濁っていないとんこつしょうゆ味で、少し背脂も浮いてはいるが意外とさっぱりしたもの
 二郎風の見た目に身構えて食べると、あれっ?、と感じるかもしれない
 トッピングは、モヤシ、キャベツで構成される野菜山盛り、味付けは薄いが柔らかいバラロールチャーシュー1枚、ニンニク
 野菜は茹で置きせず、注文ごとに茹でるので、シャキッとした舌触りと、新鮮な香りが楽しめる
 チャーシューも二郎系とは明らかな違いがあり、これらを合わせて考えると、二郎インスパイアではなく、二郎風非ジロリアン対応品というべきか(^^)
   
 (060519)


黄色いテント地のオーニングが目立つ入口を入ると、ちょっと古びた内装の店内です。居抜きのままなのかもしれません。
L字型カウンター7席。
スタッフは、店主1人。この方が岩男さんとおっしゃるのでしょうか?

この店主は、OOSAKI氏の情報によると、「紀州和歌山らーめんまっち棒」のスタッフだった方らしいのですが、ラーメンはそれとは全く違う方向に進んでいるようですね。経営支援は、VISPです。
上記のように、二郎風非ジロリアン向けのラーメンという方向ですが、トリガラ塩味のさっぱり系の若鶏の柚子塩らーめんもメニューにあり、地域のファミリー層へも配慮がなされています。
ので、イラクの自衛隊と違って、撤収するようなことはないでしょう。