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    中華そば 嘉藤    

中華そばという名詞は、以前書きましたが、「支那そば」の転です。
そばというからには、日本古来(かどうかは未確認。韓国にもそばはありますから)の蕎麦が語源ですね。

で、横濱において中国からカンスイを使った小麦粉の麺がつかわれた汁麺が提供されたときに、言葉として「支那うどん」とは呼ばず、「支那そば」と呼んだところが面白いですね。
やはり、当時はうどんよりそばの食感に近かったのでしょうか。

ともあれ、「中華そば」を標榜するお店は多々あれど、このお店のラーメンを果たして中華そばと呼んでいいのかどうか。ま、食べてみるしかありませぬ。

所沢駅から、プロペ通りを抜けてダイエー所沢店に行き当たり、左脇の道に入るとすぐ左。

所沢市日吉町19−12
1130〜1500、1730〜2200(日・祝は2100)
無休

    ○特中華そば(太麺)
 @820

 麺は、白い平打太直麺で、ゆで時間は意外に短く、ブリブリした食感
 なので、どちらかというとうどん風
 量は、少ない
 スープは、薄茶色濁のとんこつ魚系Wスープで、濃いめだが節系の味はあまり自己主張しないもの
 スープを丼に注ぐ前に、なにやらちょっと箸で投入しているものが、節粉をベースにしたタレのようだが、一体なんなのか気になる
 トッピングは、バラの角形チャーシュー2枚、半熟味玉1/2×2(冷たい)、細くて色も薄いメンマ、ネギは白髪ネギと青ネギみじんの混合のほか、スープに長ネギ木口切りを投入
 茶色の深鉢型の丼
   

内装も、スサ入り風のペイントで仕上げた壁、突き付けながら木製のカウンターなど、落ち着いた雰囲気。
店内は、L型カウンター10席のみですが、客席後方に余裕があり、スタッフも4人いる豪勢さ。

お隣が、ダイエー所沢店で、特に買い物ついでの所沢マダムがたが狙いであることは、こうした店舗デザイン、商品構成、営業時間に現れています。
クラスはちと違えど\(`´)コラ、玉川高島屋と「いっせいらーめん」に似たところがありますねぇ。