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    ラーメン きら星    

当然ながら店名のごとく、武蔵境のひなびた商店街の中にきら星のごとく突如現れた、ニューウェーブ系ラーメン店です。

TVチャンピオン決勝戦にも出場したラーメンフリークの店主。あちこちお店での食べ歩きと修行を重ねて、ついに、美人の奥さんとともに、自宅を改造してラーメン店を開業したそうです。
さて、その修行の成果はいかに?

2004年5月開店
武蔵野市境南町3−11−13
1130〜1400 1730〜2200
木休
武蔵境駅から南口に降りて、イトーヨーカ堂南側の通りを西へ。天文台通りへ入り左側すぐ。


    味玉らーめん+ちゃーしゅー1枚
 @750+100

 麺は、やや灰色がかったベージュ色の平打極太ちぢれ麺で、柔らかめだがもちもち感のある自家製
 量はやや少なめだが、スープも少ないので見た目はバランスが取れている
 スープは、淡茶色強濁で、とろみとざらつきのあるポタージュのようなとんこつ白湯塩味(ややしょうゆ味も)
 塩辛さはあまり強くないが、とろみの強さやとんこつ臭の強さは、本場の九州でもあまり類を見ない、いわば高濃度とんこつニューウェーブ
 写真で、キャベツの上にちょっと乗っている味噌のように見えるものはカツオ餡で、食べている途中にスープに溶かすとカツオの香りと味が加わってとんこつ魚系に変化するという優れものだが、実際にはカツオの香りはあまり強くない
 軽く炙ってある大型バラロールチャーシュー2枚(チャーシューの追加は1枚単位で可)は厚切りだがほろほろとくずれるような柔らかさ、黄身のとろみ度が強い半熟味玉1/1、湯通しキャベツ
   
 (050115)


1階のみクシ引きモルタルに塗り替えられた入口を入ると、奥に長い空間で、変形L型カウンター8席、4席テーブル1卓。奥にキッチン。
カウンターの内部には小麦粉の袋などが積み上げられて、やや乱雑な雰囲気です。
スタッフは、店主夫婦にバイト1人。

数々の食べ歩きと修行を経た店主の、独自の味を目指そうとする姿勢には好感が持てますし、味の完成度も高いと感じられます。
ただ、券売機のメニューのボタン並びも独自の境地を目指しているのか、初心者にはチトわかりにくいようで、中年のご夫婦で迷っている方がいました。

ま、それはともかく、今後は、新たなバリエーションへの展開が期待されます。券売機の空きボタンもたくさんあるしね(^^)