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    北のこだわりらーめん 口福(こうふく)    

今は通勤・通学それにギャンブルの大動脈である武蔵野線も、もともとは首都東京の外郭を環状に迂回する貨物線だったことはご存じの通りです。
なので、駅前広場もないような駅が多いのです。ここ、西浦和駅はその頂点を極める駅で、高架下のラッチを出ると、そこから先には、車1台がやっと通れる程度の裏路地しかありません。

その裏路地でさえない、高架下南側のイヌバシリを小走りに(^^ゞ西に抜け、2分ほど歩くと小さなダイエーがあり、そのはす向かいに「北のこだわりらーめん口福」があります。

      つけ麺普通盛(300g)+大盛ねぎ
 @850+50

 麺は、1週間も熟成させたという黄土色の太めちぢれ麺で、弾力のある食感
 つけだれは、かなり濁の魚介系しょうゆ味で、粘度を感じるほど濃いようだが、意外に魚介の香りはスープ割りをするまでわからない
 無化調
 大盛ねぎは、長ねぎ+青ねぎのみじん
 つけだれの丼は熱湯で温めるのは当然として、麺の丼を大盛りの氷で冷やすという心配りはすごい
   

この店は、つけ麺をデフォルトとするメニュー構成です。お客さんも大半がつけ麺を頼むようです。

北海道を中心とする食材や、無化調にこだわるのはわかるのですが、この立地でこの値段(醤油らーめん普通盛で680円)は、厳しいのでは、といらぬお世話と言われそうな感想を持ってしまいます。
でも、この店の本店は「とらぬ狸」という名称(のこれもこれも北海道の食材にこだわる居酒屋)ですので、ま、ダイジョブでしょう。
ついでに、器などにもかなりこだわりがありそうで、そろいの丼が出てきたりします。

店内は、L型のカウンターにものすごく広いオープンキッチンです。店長も調理がしやすそうですが、これもこの立地だからこその強みでしょう。