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    麺屋 豆の詩 (まめのうた)    

渋谷のメインストリート道玄坂を、右手に109、元祖ラーメンコンプレックス「麺道場」のあったザ・プライムを見ながら、途中まで登ると、右側一帯にややあやしげな地域が出現してきます。その最高峰たる円山町(まるやまちょう)の手前に、「百軒店(ひゃっけんだな)」という繁華街があります。
その奥にできたのが、このお店。長野県茅野市にある「麺屋職人(くろうど)」の支店らしい。

2005年10月開店
渋谷区道玄坂2-20-5
110-2800
無休
渋谷駅から道玄坂の北側歩道を西へ。途中、右側に「しぶや百軒店」という大きなアーチがあるので、これを右へ折れ、そのまま坂を登ると右側。


    焼醤油らーめん
 @650

 麺は、黄色みの強い透明ちぢれ中細麺で、柔らかめの仕上がり
 湯切りが不十分で、ちょっとぬめりが残る
 スープは、一見味噌のようなうす茶色濁のとんこつ魚系しょうゆ味で、強い煮干しの香りがするなかなか懐かしい味わい
 スープの中に、ワタも取っていない煮干しが丸ごと2本沈んでいるが、これでダシを取っているわけではなく単なる見せかけ
 容器は南部鋳鉄風の鍋で、これを火にかけ、その中で作っていくのだが、火にかけたとたんスープを注ぐので焼くという行為はない
 トッピングは、味が付いていない薄い肩ロースチャーシュー2枚、半熟味玉1/1、メンマ
 薬味ネギは、長ネギと青ネギのミックス
   
 (051122)


雑然とした中にも歴史も感じさせる町並みに、突如として出現したような今風にデザインされた外観。
店内に入ると、意外と広々とした空間で、L型カウンター14席。キッチンも広々としており、ストーブも島式。
スタッフは3人。

店舗も商品もちょっと過剰なデザインがされている感じで、そのデザインにちょっと溺れてしまっているのかもしれない。
例えば、スープに沈められた煮干しは、もし入れるのなら、見た目より味を優先すべきです(ワタくらい取らなきゃねぇ)。