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    本格つけめん たれ蔵 (たれぞう)     

大江戸線にはわかりづらい駅名が多いのですが、「上野御徒町」というのはその筆頭でしょうか。駅名からは、上野駅と御徒町駅の中間あたりにあると思いきや、これがなんと銀座線「上野広小路」と同じ場所にあるのです。確かに、御徒町駅の東側にも地上出口があるのですが、それにしてもなんでわかりやすく「上野広小路」と名付けなかったのでしょうか、責任者出てこい! ←古っ

それは、ともかく、このお店の「本格つけめん」はどのくらい本格的なのか・・・

2005年2月開店
台東区上野2−6−11
1100-2800
無休
上野御徒町駅=上野広小路駅の3番出口からそのまま上野方向に歩き2つめの角を左折。2〜30m先左、置き看板が出ているのですぐ判ります。
その置き看板には「23品目7時間のスープ」と書いてあり、いよいよ期待がつのりますが・・・


    ほうれんそうめんのつけめん+大盛
 @750+0

 麺は、ほうれん草を緑濃く練り込んだいわゆる翡翠麺で、中太ややちぢれ
 ゆであがりはかなり柔らかめで、ほうれん草の香りも感じられない
 大盛は600g(並盛300g、特盛900g、いずれも同料金)と表示されているが、大盛にしてはかなり少なめで、たぶんゆであがりの重量であろう
 丼は、すり鉢風の器で雰囲気はあるが、写真でもちょっと見えているように1/3ほど水が溜まっておりこれに麺がどっぷりと浸かっている
 この水漬け状態は、ただでさえ柔らかめの麺がさらに伸びる可能性があること、つけだれがすぐに薄まってしまうことなど、いろいろと問題があるとおもうのだが、単に麺の水切りが不十分なのか、あえてやっているのかは判らない
 つけだれは、薄茶色透明のとりがらしょうゆ味で、しょうゆ味は強めですが、23品目使っているわりにはわりと控えめなダシで、唐辛子も少々
 水漬けの麺でさらにダシ味が薄くなり、最後の方は力不足に感じられる
 トッピングは、麺の上にゆでキャベツ、つけだれにバラチャーシューとナルトの細切り、ゆで玉子1/2、メンマ

   
 (050306)


裏通りの繁華街のなかに大きな木の看板が異彩を放っていますが、店内にはいるとごく普通のラーメン店風の内装です。
I型カウンター16席と、細長い店内。
4人のスタッフは、全員黒Tシャツ姿。

本格というのは何をもっていうのか難しいところですが、麺の処理、スープの味わいなど、さらに進歩を期待したいものです。