ホーム お店案内 タウンマップ 探検記 編集後記

    中華そば たつ蔵 (たつくら) <閉店>    

伊藤ハムの中華食材専門のグループ会社「大龍」のラーメン専門アンテナショップです。伊藤ハムのニュースリリースによると、さらに関東に1店、関西に1店開設する予定だとか。ついでに、「たつ蔵」の「たつ」は、「大龍」の「龍」だそうで。

しかし、ラーメンの名店、行列店がひしめく中野北口に出店するということは、相当の勇気が必要だったでしょうねぇ。いやいや、あえてそういう環境でチャレンジすることこそが、アンテナショップの極意かもしれません。

2004年4月開店
中野区中野5-56-11白百合ビル1F
1100-2300(スープ切れ終了あり)
無休

1年半で閉店してしまいました。はたして、アンテナとしてはちゃんと電波を探すことができたのでしょうか?


    つけそば
 @750

 麺は、透明感のある黄土色の角断面やや平打ち中太直麺で、伸びがあるもの
 量は、200g程度
 つけだれは、一見味噌かと見まごう黄色みの強い黄土色濁のとんこつトリ白湯魚系しょうゆ味で、あまり塩味は強くない
 写真に、つけだれがない、というのは早合点で、左下のトッピングが載った皿の下に、トッピングの皿とお揃いのつけだれ小鉢が隠れているのだ
 ポットで付いてくる白濁スープでスープ割りにすると、少し魚系の香りがする
 トッピングは、角煮風のチャーシューというか煮豚2個、半熟味玉1/2、太くて柔らかい薄茶色のメンマ5本、小松菜少々
 どこかかすかに薫製の香りがするのは、ひょっとしてハムをダシに使っているのか、それとも気のせいか
   
 (050530)


一見ベンガラ塗りのような真っ赤な外壁に大書されたメニュー板が貼ってあるという派手~な外観に驚きつつお店に入ると、妙に明るい照明がちょっとファミレスのような雰囲気を醸し出しています。
客席は変形L型カウンターのみ13席で、ゆったりとしています。
スタッフは2人。

店内は、清潔感にあふれ、ステンレスもピカピカと光っていて、さすが資本系のお店はチガウナー、と感じさせます。
資本系ではありますが、他に系列店があるわけではなく、したがってスープは工場生産ではなく自家製となっていますので、ま、ハムは使ってないでしょう(^^)

激戦地中野で、どこまで自己主張できるかが、アンテナショップとしての存在意義の分かれ目だと思います。