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    スズキヤスオ(中町)     

田園調布駅近くの住宅街(といっても世田谷区東玉川ですが)で屋台風の変わったお店として勇名を馳せていた「スズキヤスオ」が、移転してカフェ風の本格的店舗を構えたのがこのお店。
でも相変わらず住宅街の中というのが、こだわり?

2003年8月移転・開店
(移転前はこちらでした)
世田谷区中町4−6−9
1130-1430、1800-2300
月休
駅で最も近いのは上野毛駅です。駅出口から、左方向上野毛商和会商店街を進み、谷沢川(等々力渓谷の上流です)に差し掛かったら左に曲がって川沿いに進みます。今は亡き内井昭蔵設計の区立中町小学校・玉川中学校を右手に眺めながらさらに進み、駒沢通りに出たら右折。中町4交差点を越えて、中町郵便局の斜め向かいにあります。1.1km15分かかりました、ふぅー。
お店の外観は、一見おしゃれなカフェかブティック風ですので、通り過ぎないように気をつけましょう。
なお、公共交通機関で一番近いのは、用賀駅から東急バス「恵32」又は「等12」で5つめの電々アパート前となります。


    チャーシューメン+大盛
 @900+0

 麺は、黄色みが強く長めの中細直麺で、アルデンテ風にかなり茹でが浅く、小麦の香りはするものの、ポキポキ感とボソボソ感が強い
 量は250gだが、丼が小さめなのであふれかえっているように見える
 スープは、しょうゆの塩味が強いもののやや甘みもあるとんこつ魚系しょうゆ味で、移転前より節系の味と香りが強くなったような気がする
 スープの表面に背脂、底に唐辛子粉という3層構造は、以前とというか「京都銀閣寺ますたにラーメン」と変わっていない
 背脂の量は多めだが、ウッとのけぞるほどではない
 トッピングは、大きめのロースチャーシュー薄切り5〜6枚
 スープの底の方にも、チャーシューのくず肉が沈んでいる
   
 (050427)
特製つけめん(かつお味こってり、中盛)
 @850

 麺は、淡茶小麦色の中太直麺で、強いアルデンテ状態の香り高いもの
 自家製麺で、量は350g
 つけだれは、焦茶色透明の濃厚なとんこつ魚系しょうゆ味で、表面に厚さ5mmほどもある脂の層があり、その上に固形のカツオ練り物が浮いている
 底に、唐辛子粉が沈んでいる3層構造は、ラーメンと同じで、スタッフから「かき混ぜて食べろ」とつけめんにしては異例の注意を受ける
 脂については、食べている間、唇にべっとり着いてしまうので、気になる方はティッシュが不可欠
 トッピングは、つけだれに小さなチャーシュー4枚、メンマ、麺の上に大量の湯通ししたもやし
注:この取材時、本当は新しい3連の自家製麺(「麺でる」風)を注文するつもりだったのだが、うっかりその指定を忘れて、通常の自家製麺になってしまったもの、残念
(050709)


店内に入ると、客席から奥のオープンキッチンまで見渡せる大空間が広がり、そこに20席向かい合わせの大テーブルが置いてあるというシンプルな造り。
この大テーブルは幅1.5m×長さ2.5mのものを2台つなげたもので、しかもそれぞれ使い込まれた一枚板風です。
そのテーブル上に、緑色のワインボトルが置いてあるのですが、中身はワインではなく水です(^^)
内装も、全体にシンプルです。

スタッフは、店主とホール担当女性1人。
この人数で20席は大変そうです。特に家族連れでにぎわう日曜日のランチタイムには、時間をかけてはるばる訪ねていっても、さらに待ち時間が必要ですので、それなりに心して出かけましょう0。