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     中華そば山彦 (やまひこ)    

秋葉原駅から、秋葉電気街をふらふらとさまよいつつ中央通りを北上すると、蔵前通りあたりでパソコン屋は途切れます。
更に蔵前通りを横断すると、電気関係の商社などが集まる業務地区。その裏側の小道にこの店はあります。

なのでサラリーマンが多いかというと、そんなことはありません。やはり秋葉ふらふら族の皆さんが集まってくるのです。

      山彦そば+煮玉子
 @780+100円

 麺は、黄色味の強い極細麺で、ちょっとぼそぼそ
 スープは、これも黄色味の強いトリガラだしの塩味で、コクというか滋味あふれる味わいだが、やや塩味が強い
 鶏油(チーユ)と炒り胡麻が入っているので写真では濁っているように見えるが、スープ自体は透明感のあるもの
 トッピングは、柔らかな豚ロースチャーシュー、衣揚げしたジューシーな鶏つくね、小松菜、薄味の煮玉子(デフォルトで半分)
   

写真に見えるメニューの冒頭に「名古屋コーチン、秋田比内鶏、シャモからスープをとりました。うまい中華そばの完成です」とあります。
この文章からは二つのことがわかります。一つにはスープはちゃんとした地鶏でとったものであること、もう一つはスープをとったらもう完成であり麺は眼中になさそうであることです。
なるほど、そのとーりですねぇ(^^)

店の外観はコテコテの中華料理店風で、ここのラーメンとはなんとなくミスマッチ。
店内は狭いのですが、実は奥の方は裏の店とつながっています。その裏の店とは、「鳥つね自然洞」(看板には「鳥つね」とだけしか書いてありませんが)という古くからある鳥料理の店です。「鳥つね自然洞」が余ったトリガラなどを活用して始めたのが「山彦」なのです。ですから、この「山彦」の方が裏店です。
なお、「鳥つね自然洞」の料理は、鳥のスープ煮、すき焼きで最低6000円です。くれぐれも入口をお間違いなきよう・・・