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    博多長浜らーめん ぼたん    

博多ラーメンの世界は、結構奥が深いといつも思います。
東京の博多ラーメンのパシリ、じゃなかったハシリ(^^)は西麻布の「赤のれん」ですが、その芽をバッチリ伸ばしていってのは新代田の「なんでんかんでん」です。その後、雨後の竹の子のようにあちこちに博多ラーメンのお店ができてきました。
それらは玉石混淆ではありましたが。

その玉の一つが梅島の「田中商店」(ただし店主は青森出身というのが不思議)ですが、このお店はその系列。
ということは、かなりの玉?
いやいや、それどころか「ばくだん」です(^^ゞ

大塚駅北口からロータリーを右に見て、斜めに入る商店街をまっすぐ進み、50mほど先の右側、半地階です。

2004年6月開店
豊島区北大塚2−12−3
1130-2300
無休


    ラーメン+ばくだん
 @600+200
 麺は、博多風の白めの低加水超極細麺でかなりの固め
 量はかなり少ないので替玉が必須となる
 スープは、薄茶色濁のとんこつ白湯塩味(少ししょうゆ味も)で、かなりの粘度を感じる濃さと粉っぽさが入り交じった味わい
 ほんの少しにんにくのような発酵臭がするところは本場風なのか、仕込み方に問題があるのかは不明
 トッピングは、バラチャーシュー1枚、のり1枚、キクラゲ少々
 写真右上は独特のトッピングの「ばくだん」で、肉味噌にラー油、もやしとニラ、ネギの青い芯の細切りが小丼に盛られており、食べている途中からラーメンに投入することによって味の変化を楽しむというもの
                  (041222)
   


外壁や内壁に、赤白の松板を貼っており、明るいログハウス風の雰囲気を醸しています。が、もちろん、そこらじゅうにとんこつスープの匂いが漂っており、ちょっと違和感もあります。

店内は、L型カウンター15席に、丸卓2つ。スタッフは3人。

大塚という立地として、一見ミスマッチのようにも思えるかなりディープなとんこつラーメンです。しかし、TVなどで放映されたこともあり、行列が出来るお店となっています。
とんこつスープは特に安定を図ることが難しいのですが、スープ切れになるほどお客が来るというのは、料理人冥利に尽きるはずです。今後の一層の精進に期待したいものです。