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永福町大勝軒の世界 | |||||
永福町の駅を出ると、向かいの角にすごい行列ができている店があります。これが、永福町大勝軒です。 その行列に並ぶと、時間をもてあましてあちこちきょろきょろすることになりますが、その時目にはいるのが、店の外壁に張られた見習い募集の看板です。確か、3年間の修行後にのれん分けという条件だったかな、積極的に技術を伝承した上でフランチャイズを育てようという姿勢がはっきり出ています。 その結果、既に10店を超すのれん分けがあちこちにでき、「永福町大勝軒」という一つの世界をつくりだしています。 なお、大勝軒という名称は同じですが、代々木上原を頂点とする大勝軒系列とは全く別の系列です。 ラーメンはどの店もほぼ同じで、2人前以上はある麺とたっぷりの煮干しスープで、インパクトのあるもの。 以前は全店ですべて同じ素材を使っていたそうですが、今では麺だけが同じ(本家=草村商店から仕入れる)だそうです。 |
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大勝軒(永福町) | |||||
中華麺@1000円 昭和30年創業。 煮干しスープで一世を風靡したそうだ。いまでも、有名な行列店。 最近麺を減らしたというが、それでも280gもの量である。でも、量が多いのはわかるが、普通のラーメンで1000円は高いのではないだろうか? おみやげラーメンも人気。それも、スープは店で出しているものをそのままボトルに入れていて、「日本唯一の手造りお土産」と自賛しているほどである。 客席と調理場の間をフィックスのガラスで仕切っているのも一つの主張なのだろうなァ。 |
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大勝軒(梅ヶ丘)<閉店> | |||||
中華麺@850円 梅ヶ丘駅南口から1本裏通りにあり、ちょっとわかりづらい。本家ほどではないが、ランチタイムは行列ができる。 中華麺は本家と全く同じで、値段・行列を考えると、いわゆる安い・早いということで、こちらがおすすめ。 なお、夏の時期は、本家にはないつけそばがこっそり売られている(^^) 2006年4月閉店しました。 あとは、そのまま居抜きでお弟子さんが継がれ、「勝や」という店名で開店 味はほとんど変わりないらしい |
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永福町大勝軒のスープの味は、なんといっても5種類の煮干しを使ったという点のほか、多量のラードを浮かせていること、そのためもあってスープの温度が非常に高いということなど、大きな特徴があります。また、麺は、中細のちぢれ麺ですが、8分ぐらい煮続けたコシのない柔らかさが最大の特徴です。ドンブリは、写真のとおり、顔面より大きなもので、見ただけでも満腹感を催すほどです。 なお、永福町大勝軒の系列は、原則としてメニューにつけそばがありません。 さて、そんな特徴のラーメンであるため、好きな人と嫌いな人が極端に分かれるといいます。 でも、好きな人で毎日行列ができるのですから、それはそれで良しということでしょう。 筆者は、途中で食べ飽きてしまいましたが・・・ |
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