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    麺屋 八蔵 (旧店舗)    

幡ヶ谷駅新宿駅側から北の方へ歩き出すと、なかなかにぎやかな商店街に入ります。その名も六号通り商店街といいます。この商店街を抜けると水道道路になりますが、これを越え、さらに進むと下り坂の商店街となります。これが六号坂商店街で、その坂をおおむね下りきる辺り、左側にこの店があります。

でも、なぜ六号通りなどという名前が付いているんでしょうか?
六号通りがあるというなら、当然七号通りとか、一号通りとかあるんだろうなっ。と、ついつっこみたくなりますが、これがあるんですね。
で、その番号の由来とは。
水道道路がまだ上水の水路だったその昔、水路に架けられた橋の名称が淀橋浄水場から順に一号橋、二号橋と付けられていて、それにつながる通りを、一号通り、二号通りと呼んだ名残りがいくつか残っているというわけです。

2005年2月 松陰神社駅近辺に移転しました。

      つけ麺(280g)
 @700円

 麺は、薄く茶色がかった太麺で、つるつるした舌触りながら噛むと強い弾力が感じられるもの
 つけダレは、魚介+コンブ系と動物系のWスープで、カツオ中心の魚介の香りや煮干しの味がかなり強く、辛みや酸味は薄いのにガツンとした味わい
 すこし塩辛さもあり、スープ割りする際に一さじ分つけダレを捨てている(それでもまだ塩辛さは残る)

   

この店は、つけ麺がメニューの一番右に書いてあるデフォルトです。麺も、つけ麺用はレンコンを練り込んだ特注のもので、レンコン麺と呼んでいる。280gは中盛りで、その上は420gですが、それでもつるつるとすんなり食べられそうです。

カウンター9席のみの小さな店で、スタッフが2人いることもあるのでしょうが、作業やお客に十分気配りができています。魚介系のスープを直前に温め直すのはもちろん、ラーメン丼をお湯で温めておくなど、細部にまで目が行き届いています。

この店は2002年の新店ですが、店舗は居抜きのもので、内装には十分歴史を感じとることができます(^^)