ら～めん　まる玉

		ら～めん　まる玉　（まるたま）
		２００５年年初の予想がそろそろ採点される頃です。ラーメン界では『２００５年は鶏白湯スープのラーメンが流行ることはマチガイありませんっ』との予想が大々的に流れたのでした。たぶん、danchu２００５年２月号あたりが震源と思われますが。さて、その結果は？いやあ、一部のお店と一部のカップ麺が鶏白湯スープを採り入れた他は、なあんも動きなし。やはり、宝くじと予想ってよく外れるものなんですねぇ。でも、このお店はそんなうすっぺらな予想が取りざたされるはるか以前から、鶏白湯スープのラーメンしかメニューにないというこだわりのお店なのです。雑誌やネットでは両国店が有名ですが、実際はこちらが本店です。なお、店名の「まる玉」は、漢字の「玉」の字を丸くしたロゴです。ご覧になりたい方は、ホームページへどうぞ、ただし携帯向けですが。川口市川口4-2-3 1130-1400（土日祝は1500）、 1730-2300（土は2200、日祝は2100）無休川口駅西口を降りて、ロータリーから西へ延びる大通りを西へ。最初の交差点を渡って、北側歩道側すぐ。
			チャーシュー入り　＠８５０　麺は、黄白色低加水の強ちぢれ細麺で、やや柔らかめだが、チリチリのちぢれがとろみのあるスープを絡めるので、とても良い味わいとなる　「麺達七人衆　品達」ほどではないが丼が小ぶりの上、麺の量が少なく、替玉が必須か　スープは、黄色みがかったトリガラ白湯（いわゆる鶏白湯）塩味で、表面に黄色い鶏脂が多量に浮いているがしつこさはなく、柔らかくまるい味わい　しかし、強いとろみによって、食べ進むうちに口中がねっとりとしてくるので、実際以上に濃い味と感じられる　トッピングは、外側は焦茶色だが中は白く結構塩味強めのバラロールチャーシュー５枚、四万十川産を誇る(^^)あおさのり少々　カウンター上には、ニンニクチップが置いてある　　　　　　　　　　　　　　　　（050215）
		お店は、灰色がかった藤色のビルの一階にあり、大きなロゴマーク入りの木製看板のかかった入口を入ると、意外とこぢんまりした造りで、L型カウンター８席、ソファ！席のテーブル１卓。ランチタイムは、行列ができるようです。スタッフは、店主＋１人。壁は全面よしず張りで、藤色の外壁とあいまって、シュールな空間を形成しています。市財政が豊なせいなのか駅周辺の再開発がどんどん進められ、キューポラのある街から変貌を続ける川口市の混沌と安らぎの交錯を象徴するラーメンかもしれません。川口市とともに、発展していってほしいお店です。