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    素材熟成ラーメン三悟麺悟<閉店>    

2002.3.31閉店しました。
レインズインターナショナルさんもいろいろがんばったわけですが、ついに閉店。場所が悪かったということでしょうか、川崎市幸区矢向に移転とか。



2000年3月に開店した「拉麺湯澤軒」が、店名変更し、商品もバージョンアップ(たぶん(^^ゞ)して、新たに生まれ変わったお店。いわば、リベンジです。

店名には、「san-go-men-go」とふりがな、というか、ふりローマ字がふってあります。

生まれ変わったといっても、世田谷通り歩道上に置いてある看板がやたらに大きくなった以外、店のハードウェアは変わっていませんので、「ん?どこが変わったの?」と思わずつぶやいてしまいがちですが、ソフトウェアは大きな変貌を遂げています。

    特製ラーメン
 @850円

 麺は、黄色みが強く、かなり太めの四角い平直麺のうえ、固くゆであげていて角が立っているほど
 スープは、見たところ一瞬家系かと思うほどの濁りがあるが、一口目はぷんとカツオの香りがし、その後は鶏の味が強く感じられる濃いめのしょうゆ味
 とろみもかなりある
 (開店サービスのお値段は450円)
   

ラーメンのメニューは熟成ラーメンと特製ラーメンがありますが、特製ラーメンとは全てのトッピングが入っている熟成ラーメンのことなので、結局1種類しかないということです。
これは、以前の「湯澤軒」が、味噌、しょうゆ、塩と手を広げすぎて失敗した反省の上に立った選択でしょうが、ラーメン店の戦略としては望ましいといえます。なぜなら、複数のスープのお守りをする必要がないということになりますので。

で、ここのスープについていえば、このとろみはかなり好ましいものと感じました。このとろみが果たして自然に出ているものかどうか判然とはしませんが、自然のものであり、かつ、開店バージョンだけではなく今後も同じ水準が保てるのなら、たいしたものです。

しかも、店内の口上書きに「スープは作り始めてから3時間以上6時間以内のものしか出さず、6時間を超えたものは廃棄する」旨書いてありますが、客数が減ってもほんとそれを守っていけるか、に店の命運がかかっています←大げさな(^^ゞ

さて、同じく口上書きに素材を広く全国から厳選したとも書いてありますが、そのチャンネルとして「牛角」グループの総力をかけているといったようなことが書き添えられています。
つまり、「湯澤軒」のときは明らかにしていなかったレインズインターナショナルの経営であることをついに明言したわけです。

ところで、店名の「三悟」とは「3人が悟った」という意味だそうです。その3人のうち少なくとも1人は、レインズの湯澤取締役に違いありません(^^)