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     塩金伝丸 (しおきんでんまる)    


渋谷には、ラーメンビルが2件存在します。
その一つが、このお店が入る「渋ビルヂング」です。入るテナントすべてが飲食店ですが、あ、これをラーメンビルといってよいかどうか。テナント5店舗のうち、ラーメン店が3店舗しか?ありません。
それはともかく、すべてのテナントは、ムジャキフーズのトラスト方式に基づく店舗です。
トラスト方式とは、ムジャキフーズ独自のシステムで、社内教育した人材を選挙で選出して店長とし(トラスト方式では「大将」と呼ぶ)、その店長に店舗を業務委託するという仕組みです。
しかし、「塩金伝丸」は選挙ではなく、すでに同ビル1階に展開していた人気ラーメン店「金伝丸」の小林店長に追加的に業務委託したといいます。つまり、「金伝丸」の支店みたいなものです。


2007年4月開店
1100-2300(土は2900) 無休
渋谷区宇田川町24-6 渋谷ビルヂングB1F
特に説明の必要はなさそうですが、あえて書けば、各線渋谷駅からとにかく渋谷センター街に入り、2つめの交差点右手前角のビル地下1階です。


    黄金塩らーめん+半ライス
@600+0
 麺は、黄色みの強い黄白色の中細直麺で、表面のつるつるした食感が心地よいが、ごく普通の中華麺ではある
 量は、120g程度
 スープは、うんちくに「北海道で出会ったのがきっかけ」と書いてあり、見た目は確かに函館風で、まさに黄金色透明のトリガラ魚介コンブ和風塩味
 しかし、だしの味わいは平板で、塩味もきついという、あまり期待しすぎてはいけないレベルかな
 トッピングは、歯ごたえがなかなか良いおおぶりの肩ロースチャーシュー1枚、穂先メンマ少々、のり1枚
 営業時間内いつでも半ライスサービス
   
 (070516)


夜でもにぎわっている1階の「金伝丸」の入り口脇の階段を地下へ。
階段から店内にかけて、白基調で要所にレンガ貼りのすっきりした内装は、なかなかさわやかです。このさわやかさで、地階の弱点を補うということでしょう。

店内は2席テーブル2卓、4席テーブル4卓。スタッフは2人。
スタッフの接客は非常にハイレベルです。

現在は、辛味入りなどメニューも増え、バリエーションで勝負という感じもします。
この立地でこの価格のなかでは、質の向上はなかなか難しいのでしょうが、今後に期待します。