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    旭川らーめん 大雪軒 (たいせつけん)
   

新百合ヶ丘駅周辺は、小田急線の中でもっともブランド力の上昇が著しい地域です。

そのむかし、小田急多摩線を整備する際、当初分岐点を計画した狛江市では反対運動があったため、山林以外何もなかったこの地を分岐点としたのです。そして、現駅北側斜面下の津久井道に平行して走っていた本線を現在地に移設した上で、多摩線との乗り換えとなる新駅を建設したことが始まりです。]

駅南側は、主として農地地権者による会社が農住都市構想のもと特定土地区画整理を実施し、デザインコードを持ったまちづくりが行われ、現在のような活気ある駅前が形成されてきました。2007年には昭和音大が本部ごと移転してきました。
さらにその先に広がるきちんと街区が形成された市街地は、いまや高級住宅地として都内にも負けない高価格で取引されています。なので、駅北側で進行中の土地区画整理事業も「新百合山手」と自称して、強気の売り出し中(^^)

そんな前置きはともかくとして、その新百合ヶ丘駅前の中核施設「新百合ヶ丘サティビブレ」5階にこの店はあります。

1000-2230 無休
川崎市麻生区上麻生1-19  新百合ヶ丘サティビブレ5F
新百合ヶ丘駅南口デッキから右手を見ればすぐそこ。


    特製つけそば+大盛
@930+100
 麺は、透明度ある多加水の白め低かん水中太平打ち強縮れ麺で、柔らかめの仕上がりだが、ちりちりちゅるちゅるした食感は楽しい
 ラーメンと共通
 つけだれは、茶色強濁のとんこつトリガラ白湯魚介しょうゆ味で、見た目以上に塩味が強く、見た目以下(^^ゞにダシが薄い
 トッピングは、見た目にも色が薄く味も薄いバラチャーシュー3枚、こちらは味が濃い半熟味玉2/2、細いメンマ少々、ゆでほうれん草少々
 スープ割り用のスープがついてくるので、適宜入れるわけだが、全部投入しても塩味の濃さは生半可ではなかった
   
 (070401)


5階の飲食街の中でも行列が目立ちます。休みの日はランチタイム以外でも混むようです。
これは別に席数が少ないからではありません。客席は、コの字型18席、2席テーブル8卓、計36席と大店です。
たぶん、このあたりにまともなラーメン店がないこと、そのわりに後背地人口が多く、需給のバランスが崩れているのが原因でしょうか。
スタッフは、キッチン4人、ホール1人と、これも多いですね。

これからは、健康の時代です。
ぜひ、塩味は控えめに、ダシは惜しまず、という方向でお願いします。