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    天空 TEN-KOO (てんくう)     

2005年の最後を飾った新店。
素材にこだわったお店です。しかも、普通は麺とかスープについてのこだわりをウリにするのですが、このお店のウリの一番は、水なのです。さらにしかも、その水は「超湧き水」!と名付けられているのです。はたして「超湧き水」ってなんでしょ?

ところが、関連情報では、ラーメンよりお店の内装の評価が高い、というか、変わった内装だというのがもっぱらの噂です。
あ、このお店のおすすめは、ラーメンじゃなくつけ麺でしたっけ。

2005年12月開店
港区三田3-3-6
1100-2200(土日祝は2000)
無休
三田駅(浅草線)A3出口から、左に進み、広い通りに出たら右側の信号を渡って直進し、最初の三叉路を左前方に曲がると、すぐ右にあります。


    塩つけ麺 大盛
 @690

 麺は、黄色みの強い黄白色の極太麺で、3種類の小麦をブレンドした多加水と書いてあるが時間が経つと表面がだれてくる
 ただし、全体としては固めの仕上がり
 量は400g
 つけだれは、ほんの少し黄色みのあるトリガラ白湯魚介系塩味で、無化調で塩味も強くない身体に優しい味わい
 と言いつつも、カウンター上に置いてある節粉をついつい多量に入れてしまったのは、われながら情けない
 小鍋系のわりにかなりぬるいのが残念
 トッピングは、チャーシュー端切れ4~5片、色白のメンマ、のり1枚
   
 (051227)


外見はガラスを多用した普通てはいますが特に変わった風でもありません。しかし、一歩店内に入ると、元は倉庫だったかと思うような鉄骨造平屋建てで、天井も板ははずされて鉄骨むき出しの、高さもあるだだっ広い空間となっています。
そして、その中は2つに区分され、奥の方は排水溝後付の関係でしょうが一段高くなったキッチン、手前に客席を置いてあります。
そして、この客席こそ、一風変わったという評価にあたるもので、配膳スペースを中心に半円形のカウンター15席が配されています。全体がステンレスで輝いており、高低は逆ですが、まるでキッチンスタジアムのようです。
変わってますねぇ。

半円形のカウンターの真ん中辺りに、ガラス容器やガラス管でなどでできた不思議なオブジェがあります。じっと目をこらしてみると、最上部のガラス容器に入れてある水が、ビー玉や砂利の塊のような部分を通ってぽたりぽたりと落ちています。
これが、アノ「超湧き水」なんですねぇ。ビー玉と見えるのは、実は「宝石」ということです。←ホントか?

ま、それはともかく、お店にはいるとすぐにスタッフが寄ってきて、「当店のおすすめはつけ麺です、中盛、大盛も並盛りと同額です」と、食券の買い方を教えてくれます。
ラーメンは中細の麺ですが、同じ素材だとすると、食べている間に伸びてしまうだろうなあ。

しかし、一見の、いや一食の価値はあるお店です。