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    濃厚豚骨魚介ソバ 弥孔斗 (やくと) <閉店>    

世田谷区池尻と目黒区大橋にまたがる池尻大橋駅付近は、それなりの駅があって、広幅員の246までありますが、どうもラーメン過疎地というイメージがあります。有名店として長期に営業しているのは、「まっち棒」くらいのものでしょうか。
特に、234から一歩後背地に入った場所は、なかなかむずかしいものがあるようです。

そんなむずかしい後背地に、突如として開店した無名店がこのお店です。いや、もちろんお店の名前はあるわけですが(^^)

2005年10月開店
世田谷区池尻3-18-6
1130-1500、1800-スープ切れ終了
月休
2007年2月閉店しました。


    中華ソバ
 @690

 麺は、薄い小麦色、扁平角断面の中太ちぢれ麺で、やけにツルツルとした表面と、しっかりした歯応えが、濃いスープと相まってなかなかの味わいをもたらしている
 量は150g
 スープは茶色強濁のとんこつトリガラ魚介系しょうゆ味で、Wスープの小鍋系
 節を中心としただしの味や香りがし、かなりのとろみも感じられてまったり感があるものの、全体としては店名のとおり濃厚さが際だっており、どちらかというと若い人を狙っていると思われる
 トッピングは、ほろほろとくずれるような肩ロースチャーシュー2枚、かなりの量の飴色のメンマ、のり1枚
   
 (060113)


木製のひさしが付いた小さな入口を入ると、内部は意外に広く、余裕のあるキッチンを取り囲むL型カウンターは12席。
キッチン部分の天井は黒い板で、キッチン、客席を通して、照明は全てダウンライトと、かなり落ち着き払った今風の内装となっています。
しかし、キッチンもダウンライトというのは、やはり調理がしずらそうに見えますが、大丈夫なんでしょうかね。

スタッフは2人で、いずれも野球帽を着用。
店主は、「麺彩房」出身とのことです。しかし、麺は自家製でも大成食品製でもないそうで。ほんと、大成食品のビジネスモデルはどうなってるんでしょ?


外見はガラスを多用した普通てはいますが特に変わった風でもありません。しかし、一歩店内に入ると、元は倉庫だったかと思うような鉄骨造平屋建てで、天井も板ははずされて鉄骨むき出しの、高さもあるだだっ広い空間となっています。
そして、その中は2つに区分され、奥の方は排水溝後付の関係でしょうが一段高くなったキッチン、手前に客席を置いてあります。
そして、この客席こそ、一風変わったという評価にあたるもので、配膳スペースを中心に半円形のカウンター15席が配されています。全体がステンレスで輝いており、高低は逆ですが、まるでキッチンスタジアムのようです。
変わってますねぇ。