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    らぅ麺 じゃらんじゃらん    

大久保駅北口から大久保通りの横断歩道を渡り、中央線高架(厳密には盛土高架)北側の道をてくてくと歩いて行きますと、大久保界隈だけに、小さな逆さクラゲがいくつか通りの右側に見えてきます。

一方、高架の南側には、この界隈でひときわ高いホテル海洋がそびえています。あの故S氏のN振興会が設立したN振興財団が運営している(本来は)研修施設です。

で、その間をすり抜けて、さらに細い路地を進むと、小滝橋通りにでます。目の前には信号も横断歩道もないので、車に注意しながらむりやり小滝橋通りを横断し、ひきつづき中央線高架北側の道路を進み、右側に淀橋市場をにらみ、その先ガード脇交差点角にあります。フ〜ッ。

2003年8月開店。

    ちゃうしゅうらぅ麺
 @900

 麺は、黄白色の少加水ややちぢれ細麺でほどほどの固さ、量は少ない
 スープは、やや濁のとろみさえ感じられる濃い黄土色とんこつ魚系しょうゆ味で、節粉が入っているわけではないが節系の香り強い無化調
 トッピングは、大ぶりで柔らかい肩ロース3枚と端切れ少々、絹さや、メンマ
 他に、小壺に入った厚焼き玉子が置いてあるが、この厚焼き玉子は食べ放題となっている
 丼は、ベトナムの陶器
   

お店は、ごく普通のビル1階にありますが、このビルは(株)アマダ東京という卵食品会社のビルのようです。だから、厚焼き玉子食べ放題なのでしょうか?

店内は、半円形のデベソのようなカウンター8席と窓際3席。
店主夫婦がスタッフ。奥さん手作りの日替わりデザートも人気のようです。
内装は濃赤と黒を基調としたシックなものですが、丼の他にも、スダレなどアジア雑貨をアクセントに使ってかわいい演出がされています。これも、マレーシアで日本語の先生をしていた奥さんの趣味と見ました。
なお、店名はインドネシア語で「旅行」とか「散歩」を意味する言葉だそうです。そういえば、「じゃらん」という名の旅行雑誌がありましたっけ。

このお店は、あの渡辺樹庵プロデュースで、確かにその傾向の味ではありますが、研究熱心で新しいメニューも次々と誕生しています。今後の、発展に期待が持てます。